舞台出演で急成長! 松風理咲&竹内愛紗&長見玲亜がガールズトーク<インタビュー>
――松風さんは前回の舞台『A列車に乗っていこう』で劇団チョコレートケーキの日澤雄介さんの演出を受けているので、二度目の舞台では演出の違いを感じたと思いますが。
松風:前回は台本の解釈が難しかったので、最初の一週間ぐらいは座学というか、みんなで読み解いて読み解いて。台詞の言葉も難しかったので、どう上手く伝えるか、どう台詞を楽しむかっていうことがメインでした。
今回は一度読んですぐに立ち稽古に入って、伊達さんがメインで演出を付けて、加賀さんと飯野さんが「もうちょっとこうしてみよう」と付けて下さったり。
――お2人は初めて舞台演出を受けたと思いますが、映像作品の出演経験から活かせた部分はありましたか?
竹内:出演したドラマ『俺のスカート、どこ行った?』もコメディーだったし、古田新太さん演じるのぶおの大きな声や動きとかか「こんなことまでしちゃうんだ!」みたいな部分を参考にさせてもらいました。
――長見さんも「人は見た目が100パーセント」「オトナ高校」と続いて「博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?」では、同じ事務所の岡田健史さんと共演されたり、ドラマでご活躍ですね。
長見:やっぱりドラマだとカメラの位置が変わるけど、舞台だとずっと正面じゃないですか。お客さんにどう見られているかを意識する、そういう見せ方が違って難しかったです。
――そして松風さんは映画『生理ちゃん』と、3人それぞれ話題作に出演されていますね。
松風:映像と違って舞台は稽古期間でギュッと作り上げるので。前回の舞台で今まで自分が越えられなかった限界とか壁が必然的に迫ってくる状況でそれをちょっと越えられたような気がして、だから今回も最初から思い切りチャレンジすることが出来ました。
――今回の舞台で特に注目してほしいポイントなどはありますか? 自分のシーンでも他人のシーンでも。
長見:あります! (竹内)愛紗が最後にネッシーを見つけて「ネッシー!」って嬉しそうに言うシーンがあるんですけど、そこの表情! 本当に大好きなので!
松風:(出てるから)見れないんだよ私!
長見:私も(出てるから)見れないんだけどね。
松風:何で知ってんの(笑)。
長見:横目でチラ見してる(笑)。
竹内:本番前にそんなこと言われると意識しちゃう(笑)!
――映像化を期待しましょう(笑)。個人的には松風さんと竹内さんがちょっとシビアな自分の未来を垣間見てしまって、将来について話すというしっとりしたシーンがとても見ごたえがありました。実感というか、等身大のやりとりが表現されていて。
松風:ありがとうございます! そうですね。あそこが唯一の切ないシーンなので。チャラ男番長の後なんですけどね(笑)。この後普通にやって大丈夫かなって。
竹内:すごいどきどきしてました(笑)。