佐藤勝利、映画とドラマで主演を務めることはジャニーさんに報告していた「You、本当にやるの?」<ブラック校則>
ジャニー喜多川氏とのエピソードも
佐藤は、映画を見終えたばかりの観客から暖かい拍手を受けると安堵の表情を浮かべる。続けて、「分かりやすい映画でもないと思うし、伝わるか不安なところもあって。『自分だけのものにしてもいいんじゃないか』と思ったりもしたけど、皆さんの拍手を受けて、公開してよかったなと思いました」と心境を明かした。
「小野田創楽っていう役が、すごく我慢をしている子で、僕自身もそうい気質があるんですけど。だからこそ、この映画を通して日々のことに我慢している人、実際校則に不満を持っていたりとか…。必要ない我慢もあると思うので、この映画がそういった皆さんの後押しができたらなと思います」と明かした。
さらに、「(高橋)海人もそうだけど…」と前置きをし、「ジャニーさんに『ブラック校則』のことは伝えていて。でも、映画とドラマに主演することは全然信じていただけなくて。『You、本当にやるの?』ってずっと言われてました(笑)。そういう報告ができた最後の作品なので、僕にとっても大事な作品です。何かを我慢している人や、世の中に響けばいいなと思います」と、2019年7月に逝去したジャニー喜多川氏との思い出も明かした。
「俺、本当に映画出るんだ!」喜びをアピール
高橋は、「高橋海人です!」と三回続けて明るく自己紹介を繰り返した。映画出演が初めてだという高橋は、「この前町を歩いてるとき、映画館に『ブラック校則』のポスターが貼られているのを見つけて『俺、本当に映画出るんだ!』って嬉しくなりました」と喜びを語る。
「この映画は、飾っていないところがよくて。“親切だけど、親切じゃない”みたいな絶妙なバランスがこの映画の魅力だと思っていて、僕は大好きです」と作品をアピールした。