共演者からのたくさんの賛辞の言葉に、城田は「ただただ褒められて恐縮」と謙遜しつつ、「みんなの言ってくれている言葉を体現しないといけないので、みんなでかけた言葉をお客様に表現できるよう努めたい」とあらためて気持ちを引き締めていた。
さらに、演出と主演という立場で苦労したことを聞かれると、城田は「基本毎日大変」と明かし、「先輩、後輩、スタッフ、たくさんの方がいるカンパニーの中で、その中でその人に一番伝える伝え方に重きを置いた」と回顧。
さらに、今回の作品は「形で作る芝居ではなく心で作る芝居」をテーマにしていたそうで、「全てのキャストに歌い過ぎるな、芝居をし過ぎるなっていうことは常日頃言ってました」としみじみ明かし、「自分の演技にも説得力を持たせないといけないので、人生で一番大変な機会でした」と振り返った。
そして、最後に「約2年前から始まったプロジェクトで、今日の日まで毎日熟考して、『ファントム』と言う世界を僕なりに具現化して届けられるように努めた。
また、感じるお芝居、感じる歌、皆さんの胸に届く、そしてこの物語の一番大事なたくさんの“愛”の形が詰まっている。この作品はミュージカルの入り口で大好きな作品。僕がどう描いたのか、劇場で体感してほしい」と締めくくっていた。
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