「小劇場の新たな才能がドンと見せられる舞台を」インパルス堤下が盟友・渋谷悠と挑む舞台「愛害」11.8開幕！＜堤下アツシ＆渋谷悠 インタビュー・前編＞
「最初に堤下さんから連絡があったとき、『舞台をやりませんか？』じゃなく『スケジュール空いてますか？』って(笑)」(渋谷)
――渋谷監督は、堤下さんからの依頼に快諾されたわけですか。
渋谷悠：堤下さんという人は、周りの人間をすごくよく見ているし、やっぱり芸人さんだけあって、人を乗せるのが上手なんですよ。そもそも最初に連絡があったとき、「舞台をやりませんか？」じゃなく、「スケジュール空いてますか？」って(笑)。“やる・やらない”じゃなく、“やる”が前提になってましたから。
堤下アツシ：いや、まずスケジュールは押さえとかないとね(笑)。
渋谷：で、内容について聞いても、「劇場は押さえましたから」って。会話になってないんですよ(笑)。でもまぁ、お尻に火をつけられちゃったんでね、全力でやりますけれども。
――渋谷監督はこれまでも、映画だけでなく、舞台の演出も手掛けられていますよね。
渋谷：ええ、自分がプロデュースする演劇ユニットもありまして、それで4回くらいやってます。他にも、戯曲を書いたり、英語劇を演出したり。
――堤下さんは、そういった渋谷監督のキャリアを踏まえた上で、オファーしたわけですね。
堤下：もちろん把握はしてましたけど、でもやっぱり、「ルーツ」の現場で感じたことが一番の決め手になってますね。
渋谷：とはいえ、「ルーツ」の現場に関しては、堤下さんに演出的な部分も担ってもらったところがあったんですよ。キャストの中に、初めて映画に出演する芸人さんもいたんですけど、彼らに対しては、僕がディレクションするよりも、堤下さんのアドバイスの方がうまく伝わることもあって。
堤下：うちの後輩芸人なんですけど、初映画というか、なんなら初演技でしたからね(笑)。
渋谷：僕が言うと、どうしても重く受け取られてしまうので、なかなかダメ出しがしづらかったりするんですけど、そこを先輩の堤下さんが「そうじゃねえんだよ」ってライトな言い方をすることで、本質的なことが伝わるというか。
堤下：いや、でも最終的には渋谷さんの演出の力ですよ。確かにその後輩は、現場でひどかったんだけど(笑)、出来上がった映像を見てみると、いいんですよ。ちょっと語弊がある言い方になっちゃいますけど、渋谷さんには“ダメなものをよくする”才能があるんじゃないかな。
11月8日(金) 18:00開場 19:00開演
11月9日(土) 13:00開場 14:00開演 / 18:00開場 19:00開演
11月10日(日) 11:00開場 12:00開演 / 15:00開場 16:00開演
会場：恵比寿エコー劇場
（東京都渋谷区東3丁目18-3 エコービル）
＜スタッフ＞
プロデューサー：堤下アツシ
作：大村仁望
演出：渋谷悠
＜キャスト＞
後藤萌咲 倉田瑠夏
田中尚樹 真下玲奈
脇春 土井良祐
保土田充 長瀬貴博
小野弘喜 平館真生
大村仁望 堤下アツシ
チケット料金：前売5000円 / 当日5500円 ※全席指定
問合せ：チケットよしもと 0570-550-100（販売終了）
http://ticket.yoshimoto.co.jp/
■YouTubeチャンネル「堤下食堂」
https://www.youtube.com/channel/UCqyr-pk7f8TsgfRyKFyZCJw
■SHOWROOM「純喫茶堤下【堤下建設CEO】」
https://www.showroom-live.com/tsutsumishitaatsushi
