菅田将暉、主演舞台「カリギュラ」の稽古の癒しは高杉真宙!?

芸能一般

2019/11/08 15:13

菅田将暉が主演を務める舞台「カリギュラ」が明日11月9日から東京・新国立劇場中劇場にて上演。これに先駆け、本日11月8日に同会場にてマスコミ向けのフォトコールおよび囲み取材が行われた。

栗山民也が演出を務める本作。ローマ帝国の若き皇帝で残虐非道な行為の数々を繰り広げるカリギュラを菅田が、カリギュラに目の前で実父を殺され、カリギュラを憎みながらも彼の苦悩や狂気を理解する若き詩人シピオンを高杉真宙が、カリギュラの残虐な行為を受け入れるほど彼を深く愛する女性セゾニアを秋山菜津子が演じる。そのほか橋本淳、谷田歩らが出演者として名を連ねる。

囲み取材には菅田、高杉、秋山の3名が登壇。最初に互いの印象を聞かれた高杉が「菅田さんは相変わらず迫力があると言うか…」と口を開くと、すかさず菅田が「威圧感？（笑）」とツッコミを入れ、すでにチームワークのよさをうかがわせる。秋山は「菅田さんは変幻自在で素晴らしい。高杉さんはかわいらしい顔してるけど芯があって頼もしいです」と2人への印象を語った。

稽古期間中に2人でラーメンを食べに言ったという菅田と高杉。記者が高杉に「菅田さんからもらったものは？」と尋ねると、高杉は「愛情をいっぱいもらいました」と笑顔に。その回答を受けて「彼はいい子なんですよ」とうれしそうな菅田は「ただちょっかいかけてるだけなんですけどね。いいリアクションするんですよ。（高杉が）1人で台本を読んでるときに『うえーい！』ってちょっかいをかけて、『はっ！』て反応するのを見たくて（笑）それを稽古中の癒しにしてました」と稽古中の和やかなエピソードを明かした。

「“暴君”というと確かに破天荒なイメージがありますけど、内側からすると共感する部分もある。イラっとしたりマイナスな気持ちになったときに非常を選ぶだけ」とカリギュラという役どころについて語る菅田。本作について「あんまり何も考えず、ストーリーを追わずエネルギーを感じてもらえれば。カリギュライコール暴君、殺人みたいなイメージがあると思うんですけど、1回そのイメージを取り払って日々の生活の1つとして見てほしい」とアピールした。

舞台「カリギュラ」は11月9日（土）から11月24日（日）に東京・新国立劇場中劇場、11月29日（金）から12月1日（日）に福岡・久留米シティプラザザ・グランドホール、12月5日（木）から12月8日（日）に兵庫・神戸国際会館こくさいホール、12月13日（金）から12月15日（日）に宮城・仙台銀行ホールイズミティ21 大ホールにて上演される。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。