<山田孝之>シングルファーザー役に初挑戦「本当に大変な時間でした」重松清の感動作が映画化
Netflixで配信中のドラマ「全裸監督」での“怪演”も記憶に新しい山田孝之が、2020年4月3日(金)公開の映画「ステップ」で主演を務めることが分かった。本作では“等身大の男性”を演じ、初めてのシングルファーザー役に挑む。
原作は、「とんび」「流星ワゴン」などで知られる小説家・重松清の同名小説。結婚3年目、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一とその娘・美紀が、彼らを取り巻く人たちとの交流の中で成長していく姿を描く。
亡き妻を思い続け、不器用ながらも一歩一歩ゆっくりと歩んでいく「残された人」の10年間の足跡が、誰にでも心の奥底にある家族や命に関する経験を刺激し、共感を呼び、胸を打つ。
そんな本作で山田が演じるのは、娘を育てながら自身も成長していくシングルファーザーの主人公・健一。亡き妻への思いから男手一つで娘を育てることを決意し、10年間歩み続ける姿を体現する。
そんな主人公・健一や娘・美紀を温かいまなざしで応援する登場人物役には、個性豊かな俳優陣が集結。
健一をまるで血のつながった実の息子のように見守り、「本当の家族とは」ということを身をもって伝えていく義父役に國村隼、夫と共に健一と美紀を優しくサポートする義母を余貴美子が演じる。
ほか、健一が悩みを相談する同僚役には、意外にも山田と初共演となる広末涼子、美紀が通う保育園の先生役に伊藤沙莉、亡き妻・朋子の面影があるカフェの店員を川栄李奈が演じる。
そして健一の娘・美紀役はオーディションで選ばれた中野翠咲、白鳥玉季、田中里念が2歳~12歳までの3つの年代を演じ、岩松了、日高七海、角田晃広、片岡礼子らが物語を彩る。
また、監督は山田とは「荒川アンダー ザ ブリッジ THEMOVIE」(2012年)、「REPLAY&DESTROY」(2015年、TBS)以来、3度目のタッグとなる飯塚健が務める。
2020年4月3日(金)公開
原作:重松清「ステップ」(中公文庫)
監督・脚本・編集:飯塚健
出演:山田孝之、田中里念、白鳥玉季、中野翠咲、伊藤沙莉、川栄李奈、広末涼子、余貴美子、國村隼ほか
製作プロダクション:ダブ
配給:エイベックス・ピクチャーズ
コピーライト:(C)2020映画『ステップ』製作委員会
公式サイト:https://www.step-movie.jp/