神木隆之介×浜辺美波 初共演の現場は「美波ちゃんが頭をぶつけたハプニングもOKに」【<屍人荘の殺人>連載】
大学で自称“ホームズ”&“ワトソン”と名乗る迷(!?)探偵コンビと、彼らの前に突然現れるもう一人の美人女子大学生探偵。そんな彼らが想像を絶する異常事態に巻き込まれつつ、前代未聞の連続殺人事件のナゾに迫っていく映画「屍人荘の殺人」は、国内主要ミステリー賞を総なめにした同名小説が原作。
リレー形式のインタビューで紹介するリレー連載の第4回に登場するのは、ペンション「紫湛荘(しじんそう)」で起きる連続殺人事件の謎に共に立ち向かっていく葉村譲役の神木隆之介と、大学生探偵・剣崎比留子役の浜辺美波。これが初共演ながら、息の合った演技を見せる二人が、それぞれの印象と撮影現場での印象的なエピソードを語ってくれた。
――お二人は今回が初共演ということですが、互いの印象を教えてください。
神木「実際にお会いするまでは、すごくマジメな方なんだろうなと思っていました」
浜辺「『思っていた』? 過去形なんですね(笑)」
神木「いやいや、しっかりしてらっしゃるし、すごくマジメな方なので、最初は僕のようなふざけた人間が話し掛けたらいけないのかなと思ったんですよ(笑)。でも、現場では僕がやるつまらないことにも笑ってくれて、意外と笑いのハードルは低くて、本当に優しい方なんだなと思いました」
浜辺「神木さんはテレビなどで拝見しているままのほんわかとした方で、そのイメージは変わらなかったのですが、本番のスタートがかかるギリギリまで面白いことを言ってらっしゃるんですね(笑)。そうやって現場を盛り上げておいて、本番でいきなりスイッチが切り替わりので、さすがだなと思いました。
私の場合、今回は特にセリフが長かったりしたので、ずっと集中していないと難しくて。なので、神木さんのいきなり切り替えるところがずっとつかめなくて、不思議な方だなと思っていました(笑)」
神木「ごめんね。自分のセリフが終わると、終了と思って話し掛けていたから(笑)」
浜辺「いえいえ、それで緊張をほぐしていただいたこともたくさんあったので、逆にありがとうございました」