檀れい「今まで見せたことのない私」コメディー挑戦で自称“ツイてない女”に<時効警察>
檀れいコメント全文
――「時効警察はじめました」への出演が決まったときのお気持ちを聞かせてください。
実は台本を読んで、クスッと笑ってしまいまして…。こういうテイストのドラマにあまり出演したことがないので、うれしかったと同時に驚きました(笑)。
「私の芝居が『時効警察』の世界観にちゃんとハマるのかなぁ…」という不安もありましたが、新たな挑戦をしたく、この世界に飛び込みました。
――今回演じる多恵子から受けた印象、演じる上で心掛けたことを教えてください。
多恵子は突然、突拍子もないことをしてしまう人で…。「私はツイてないのよ」と言いながら、わざとお財布を忘れたり、バナナの皮をカバンから出して踏んで転ぼうとしたり…と、人として心がまったくつながらないキャラクターなんです(笑)。
だから、役作りも今までとはテイストが違いましたね。イメージを膨らませて…というよりは、台本に沿って、楽しく見ていただけるように役を作れたらな、と思いました。
初めての「時効警察」、初めての役や世界観へのアプローチでしたが、撮影を終えた今、いい作品になったんじゃないかという手ごたえを感じています。今まで見せたことのない私を見ていただけると思いますし、皆さんにぜひぜひ楽しんでいただきたいです。
――オダギリ ジョーさんと麻生久美子さんとは初共演ですが、どんな印象を受けましたか?
お二人はこの作品で長年コンビを組んでらっしゃるだけあって、お芝居をしていてもお互いの空気感がふわっと寄り添って、ピタッと合うんです。現場でもとってもいい雰囲気で、お二人で「ここはこうしようか、ああしようか」と相談しつつ、劇中のやりとりを作ってらっしゃるんですよ。
そんなお二人をはたから見ながら、「ずっと一緒に積み重ねてきた結果なんだなぁ。素敵だなぁ」と思っていました。
――多恵子が売る「開運メガネ」にちなんで、檀さん自身が実践している開運法はありますか?
パッと気持ちを切り替えたいときや、何かすっきり物事がうまく進まないな…というときは、家の水回りを掃除します。キッチンや洗面所、お風呂場の排水溝など、徹底的に掃除すると自分自身の気持ちもスッキリして、「あっ、なんかうまくいくんじゃないかな」と、心の持ちようも変わりますから。これは昔からずっと続けていますね。