本作で「連続ドラマW」初主演を務める橋本は、「主演という⽴場だからこそできること、やらなければいけないこと、だからと⾔って気負わない⽅がいいこと、そのすべてに向き合って、作品をより良いものにすることに集中したいと思います」と意気込みを。
脚本を読んでの感想については、「まだ⼀度⽬を通しただけですが、運命的なものを感じました。作品内に出てくる、“働きアリの法則”及び”パレートの法則”についての⽂章を読んだ時です。私は⾼校⽣くらいの時に、⾃分の⽬で⼈や社会を⾒つめて、ある法則を⾒つけました。それを⾃分の中で、『2:8の法則』と名付けていたのです。
内容にいくらかの誤差はあれど、本質的にはかなり近いものが既にこの世界には提唱されていたのだと、度肝を抜かれました。そもそもそれらの法則を知らなかったことは置いておいて(笑)、これは⾃分がやるべきものかもしれない、と吸い込まれるような気持ちでした」と、自身と本作の意外な関係性を告白。
最後に「どうか、希望の光へ⼀⼈でも引きずり込めるように、頑張りたいと思います」と、本作のドラマ化を通じての思いをを明かした。
自身が手掛けた「パレートの誤算」がドラマ化されることについて、柚⽉は「この作品は⽣活保護をテーマにした作品です。登場⼈物たちは、⽣活保護を⽀給する側もされる側も、それぞれに複雑な事情を抱えています。
その⼈物たちが、悩みながらも勇気を持って問題に⽴ち向かう姿を、ドラマを通して多くの⽅にご覧いただきたいです」と、本作に込めた思いを告白。
主演を務める橋本愛の印象を聞かれると、「主⼈公の牧野聡美は、ケースワーカーという仕事に最初は消極的ですが、芯が強く⾏動的な⼥性です。たおやかで凛とした佇まいの橋本愛さんが、熱い聡美をどのように演じてくださるのかとても楽しみです」と期待を覗かせる。
また、「ドラマは⼩説よりも、聡美と(同僚の)⼩野寺の関係が丁寧に描かれています。協⼒しあったかと思えば反発しあったり。事件の捜査とともに変化していくふたりの関係性も、ドラマの⾒どころのひとつだと思います」と、ドラマならではの魅力をアピールした。
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