片寄涼太が“サトリ世代”の研修医役で出演決定!<病室で念仏を唱えないでください>
片寄涼太が2020年1月にスタートするドラマ「病室で念仏を唱えないでください」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)に出演することが決定した。
原作は、ビッグコミック増刊号で現在も連載中の同名コミック。僧侶でありながら救命救急医でもある異色の主人公・松本照円(伊藤英明)の奮闘を通して、「生きることとは、そして死ぬとは何か」を問う1話完結形式の医療ヒューマンドラマとなっている。
「生と死」という重いテーマを扱いながら、珍しい主人公の設定から巻き起こる騒動や、個々の登場人物の性格、やりとりで発生するコミカルな要素も楽しめる作品。
片寄が演じるのは、松本と考え方や行動が真逆なことから、何かと反発する研修医・田中玲一。片寄にとって今作がTBSドラマ初出演となる。
片寄は、今年デビュー7周年を迎え、「第70回NHK紅白歌合戦」への出場が決定しているボーカル&ダンスグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEのボーカル。グループのメンバーとして注目される一方で、俳優としても活動の場を広げている。
2014年にドラマ「GTO」(フジテレビ系)で俳優デビューし、今年放送された「3年A組―今から皆さんは、人質です―」(日本テレビ系)での甲斐隼人役は大きな話題を呼んだ。今年公開のアニメ映画では声優に初挑戦することが決まっている。
そんな片寄が演じる玲一は、あおば台病院の救命救急に所属している後期研修医で、代々続く医者の家系で千葉にある大病院の御曹司。
幼い頃から医療の現場を見知っているため医療には限界があると考えていて、救えない命に対して慣れに近い諦めの気持ちを持っており、たくさんの命を救うため邁進している松本とは考え方や行動が全く真逆。
サトリ世代の若者らしく体育会系のノリや上下関係を嫌い、指導にあたる松本に対しても熱心に指導してくれなくていいと平気で言い放つが、関わり合う中で次第に憧れに近いものを感じていくという役どころ。
さらに、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」では、片寄涼太が主演を務めるParaviオリジナルのストーリー(タイトル未定)が独占配信されることが決定した。
Paraviで、TBS金曜ドラマの特別版を配信するのは今回が初となる。特別版では、本編では描き切れない患者や家族のその後のエピソードなどが、一人の研修医を通した本編とは違った角度から描かれる。
「あの患者は、その後どうなったんだろう?」「あの家族は再会できたのだろうか?」といった「小さな物語」からドラマは展開される。もちろん、本編に出演するレギュラー陣や、各話のゲストなども出演予定。