2019/11/30 12:00 配信
座長でもある田中圭に絶大な信頼を寄せている吉田。最高のコンビである2人は、どのようにして芝居をつくっているのだろうか。
「現場で話し合うことはそうないですね。リハーサルでいろいろ試してつくっている感じ。圭くんの顔を見ているとむずむずして何かしたくなるんですよ。でも仕掛けてくるのは彼。明らかに彼が台本に書いてあること以上のことをプラスしてきますから。そして役者としてそれをキャッチすると、そこからいろいろな広がりが出てくる。いい相乗効果になっているんだと思います」
今回から、成瀬竜役として千葉雄大、四宮要役として戸次重幸が参加。
「最初からチームになじんでいたような気がしますね。戸次とはこれまでも違う作品で一緒になったことがあるのですが、非常に真面目な印象。なので、きちんと台本通りに演技をする彼をどうやって崩していこうかという気持ちが湧いています。千葉くんは独特な存在の仕方をしていてすごくやりやすい。今回に関していえば、千葉くんと圭くんのやりとりが見ていて面白いです」
空港での派手な告白や卓球で思いを伝えるなどと、笑えて泣けるインパクトの強いシーンが盛りだくさんなのも本作ならでは。
「印象に残っているのは第2話の告白シーン。関西空港の朝になる直前の時間帯に撮影したのですが、例によってまた絶叫して。展望デッキにあった鐘を深夜なのにガンガン鳴らすという…。常軌を逸していました(笑)。まぁ僕は、黒澤武蔵は機長であって機長ではないと思っているので、それもいいかなって。だってあんなにすぐドキドキしたり、幽体離脱しちゃう人に飛行機を任せられないですよ(笑)。でもそういう笑えるシーンが詰まっているのもこのドラマの面白いところだと思います」
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