アントニオ猪木、ブラジル移住時代の過酷な生活を回想「朝から晩まで奴隷みたいな仕事」
11月27日放送の「あいつ今何してる?」(テレビ朝日系)の2時間SPで、アントニオ猪木がブラジルに移住していた頃の過酷な生活ぶりを語った。
猪木が子どもの頃に家庭の経済状況が悪化し、猪木は一家でブラジルへ移住した。
14歳だったその当時を振り返って、「(ブラジルでは)遊んでない。朝から晩まで奴隷みたいな仕事」だったと語る猪木。一家を支える稼ぎ手として、コーヒー園で収穫や草むしりなどの肉体労働を強いられていたという。
そんな中、地元の陸上競技大会に選手として出場した猪木は、砲丸投げで優勝するなど驚異的な身体能力を見せつけた。それがブラジル遠征に来ていたプロレスラーの力道山の目に留まり、猪木は17歳で再び日本の土を踏むことになった。
同番組では、ブラジルでの過酷な日々をともに過ごした片山芳郎さんの行方を追跡。2歳上の片山さんが当時の猪木について「あれだけの過酷な生活を耐えてよくやったと思います。中学生ですよ」と笑顔で語ると、猪木は涙を拭うような仕草を見せていた。
放送終了後のSNS上では「ブラジルでの過酷な日々があってこその“闘魂”なんですね」「私も毎日の仕事を頑張ろうってあらためて思いました」といったメッセージが寄せられていた。
次回の「あいつ今何してる?」は12月11日(水)放送予定。