清野菜名、八千草薫の“形見”贈られ涙…「本当に本当に光栄です!」
倉本聰脚本の帯ドラマ劇場「やすらぎの刻〜道」(毎週月~金曜昼0:30-0:50ほか、テレビ朝日系ほか)で、ヒロイン・しのを演じた清野菜名がクランクアップ。スタッフから感謝状が授与されたほか、今年10月に惜しまれつつ世を去った大女優・八千草薫の形見を贈られるというサプライズを受け、感激の涙を浮かべた。
同ドラマは、老人ホーム「やすらぎの郷 La Strada」に入居する往年のスターたちのその後を描くとともに、彼らの人間模様を見つめてきた脚本家の栄(石坂浩二)が執筆したシナリオ「道」が映像化されていく物語。
クランクアップを迎えた清野
本作で激動の昭和を生き抜くヒロイン・しのを熱演した清野。12月16日(月)から放送される“平成編”では、しのの孫娘・しのぶ役も務める。また、「やすらぎの郷」(2017年4月放送、テレビ朝日系)では、主人公・菊村栄が恋した女優・安西直美と、その孫で栄を翻弄する女子大生・榊原アザミの2役を演じており、“やすらぎシリーズ”で計4役を務めることになる。
クランクアップ当日の撮影は、橋爪功演じる公平の夢の中に、若かりし頃のしのが出現するという幻想的なシーン。
監督から「OK」が出たところで、スタッフが「以上をもちまして清野菜名さん、オールアップです!」と声を上げ、セレモニーがスタート。監督から大きな花束が贈られたほか、橋爪からは物語の舞台にちなみ山梨・勝沼産のワインが贈呈され、清野は感激。
また、番組プロデューサーからは「1年間に及ぶ過酷な撮影を、主演として見事に務めあげました」とのメッセージがつづられたパネル入りの感謝状も贈られた。