メンバーからの絶賛(?)の声に堀夏喜「僕ってそんなに面白いですか?」<FANTASTICS「Time Camera」ロングインタビュー 後編>
12月4日(水)に4thシングル「Time Camera」をリリースするFANTASTICS from EXILE TRIBE。シングル「OVER DRIVE」で念願のデビューを果たしてから早1年。この1年の活動で一番印象に残っている出来事などを聞いた。
刺激的だった「BATTLE OF TOKYO-」を振り返り!
<FANTASTICS「Time Camera」ロングインタビュー 中編>の続き。
――デビューから早くも1年が経ちますね。
佐藤大樹:ホントにもう、あっという間に1年が過ぎています(笑)。
澤本夏輝:めちゃくちゃ早かったです。
堀夏喜:EXILEさんのドームツアー「EXILE LIVE TOUR 2018-2019 “STAR OF WISH“」に、FANTASTICSがサポートメンバーとして帯同させていただいたことが、ずいぶん昔のことのように思えます。
中島颯太:そのツアー初日(2018年9月15日)のステージ上で、FANTASTICSがデビューすることを発表させていただいてから、あっという間に月日が過ぎています。
木村慧人:ドーム会場で自分たちのデビューを発表できるなんて想像もしていなかったです。あのときの震える感じは、今後もずっと忘れないと思います。今も思い出すだけで鳥肌が立ちそうです(笑)。
瀬口黎弥:あと、僕は自分たちの単独ツアー初日も忘れられないです。音楽(SOUND)と演劇(DRAMA)による新しい試みのエンターテインメントを披露するツアーだったので、めちゃくちゃ緊張しました。
世界:新しいエンターテインメント、新しい試みを、僕らFANTASTICSが届ける責任感もありました。
澤本:どんなにリハーサルを重ねて、たくさん準備をしていても、初めてのことだらけだったから緊張しました。
佐藤:新しい試みなので、僕らもどのような反応がお客さんから返ってくるのか分からなかったです。でも、皆さんからはすごく大きな歓声が返ってきて。
中島:あの歓声を聞いて、いい意味で舞い上がりましたし、鳥肌が立ちました。
堀:メンバーの声が聞こえないくらい大きな歓声が上がったので、僕は焦りました(笑)。
世界:新しい挑戦をするときはいつもドキドキするものだけど、その挑戦がひとりひとりのメンバーとFANTASTICSを大きく成長させてくれました。
瀬口:全公演が楽しくて。FANTASTICSとして単独でやっているんだという実感が、毎公演ありました。
澤本:EXILE TRIBEの新たなプロジェクト「BATTLE OF TOKYO ~ENTER THE Jr.EXILE~」(2019年7月、千葉・幕張メッセ)も思い出深いです。
佐藤:Jr. EXILEの4グループ(GENERATIONS / THE RAMPAGE / FANTASTICS / BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE)が集結して、グループごとに総当りするバトルやコラボは、かなり刺激的でした。
世界:Jr. EXILEをもっともっと盛り上げたい!という熱い気持ちやそれぞれのスキルが、ステージ上でぶつかり合ったいい期間でした。LDHにしかできないプロジェクトだと思います。
佐藤:僕は他のグループを以前からよく知っていて、一緒に踊ったことがあるパフォーマーがたくさんいたこともあって、リハーサルの段階から楽しかったです。チームの良さを出すにはどうすればいいかをお互い話し合ったりもしました。
八木勇征:僕は自分がダンスを始める前からデビューされていて、ずっと大活躍されている先輩のGENERATIONSさんと一緒のステージに立たせていただけたことに感動していました。THE RAMPAGEさんとバトルするときも、ずっと奮い立つ感じがありました。
堀:先輩方の姿を近くで見ることで、本番に向けてどう気持ちを持っていけばいいのかとか、自分たちの単独ツアーに向けた準備の仕方とか。僕はあの期間に吸収できたことや分かったことがたくさんありました。
世界:「BATTLE OF TOKYO」は、僕も幕張メッセの大きなステージに4日間も立つことができて、すごく楽しかったですね~。
――世界さんは「BATTLE OF TOKYO」の初日公演中に骨折をしてしまったんですよね?
世界:すみません! 僕、その時期は松葉杖でした(笑)。個人的なことになりますけど、あの期間は自分の未来を描く上でも、本当にいろんなことを考えることができた時期になりました。
普段は自分が立っているステージを外から生で見ることはできないじゃないですか。FANTASTICSを組んでから激動の日々をずっと過ごしてきた自分が、FANTASTICSやJr. EXILEのライブを外から見るのは確かにつらかったですが、みんなのパフォーマンスやチームワークを見て、ものすごく感動しました。
僕の負ったケガは幸いにも完治することができたけれど、ケガの具合によっては二度と踊れなくなるという可能性もあるわけじゃないですか。落ち込んでいる場合じゃないな、自分はここからまた這い上がっていくんだと思いました。今となっては自分にとって必要な時間だったんだなって思います。
12月4日(水)発売
1852円(外税、CD+DVD)
1204円(外税、CD Only)