周防正行監督、成田凌の“起用理由”は「タイプだったからです」
俳優の成田凌と周防正行監督が、12月2日に日本外国特派員協会(FCCJ)で行われた映画「カツベン!」の記者会見に出席。作品の見どころや撮影エピソードを語るとともに、成田は生カツベンを披露した。
「カツベン!」は、「Shall we ダンス?」(1996年)や「それでもボクはやってない」(2007年)など、数々の名作を世に送り出してきた周防監督による、“しゃべりのスペシャリスト”をテーマにした作品。
主演の成田やヒロインの黒島結菜に加え、永瀬正敏、高良健吾、井上真央、音尾琢真、竹野内豊ら、周防組初参加の面々に加え、竹中直人、渡辺えり、小日向文世といった、周防作品おなじみの実力派キャストたちが集結している。
初めてのFCCJ登壇となった成田は、主人公の俊太郎を演じるに当たり「7カ月間訓練しました。毎日3時間ぐらい教えてもらっていました。なじみがないというのに苦労しましたし、日本独自の文化というのも知らなかった。
活動弁士のすごいところは、しゃべりの魅力が凝縮されているところ。初めてお客さんの前でやった時は気持ち良かったです!…が、あの訓練はもうしたくないので、最初で最後のカツベンでした(笑)」と当時を振り返り、会場を沸かせた。
12月13日(金)公開
<スタッフ>
監督:周防正行 脚本・監督補:片島章三
音楽:周防義和 撮影:藤澤順一 照明:長田達也
美術:磯田典宏 録音:郡弘道
活動弁士監修:澤登翠 活動弁士指導:片岡一郎、坂本頼光
<キャスト>
成田凌、黒島結菜、永瀬正敏、高良健吾、
音尾琢真、竹中直人、渡辺えり、井上真央、
小日向文世、竹野内豊
【HP】katsuben.jp