東野幸治「富士山登山は5合目から登って6合目でリタイアしました(笑)」
レギュラー番組を数多く持ち、多忙を極める売れっ子芸人・東野幸治。彼が今、プライベートでハマっている趣味が「登山」だ。50歳から登山を始めた彼が、雪山や断崖絶壁などのガチ登山に挑戦するドキュメンタリー「PEAK HUNT 東野登山隊」が、シーズン3を迎えた。
「登山を始めるきっかけは、2016年の富士山登山です。運動不足解消を目的に登ってみようと思ったのですが、5合目まで車で行って、6合目でリタイアしました(笑)」
その後も休日を利用して、後輩芸人の天津・木村や知り合いのディレクターと共に全国各地の山を登るうちに、私生活での本気の趣味へと化していった。
「僕たちは自分らのことを“貧脚登山隊”と呼んでいます。登山中に、カップルで来ているミニスカートの女性に抜かれたりする屈辱にも遭いながら(笑)、ちょっとずつ山のレベルを上げているという感じです」
番組では、冬の雪山でテントで一泊したり、岩稜帯を鎖を頼りに登るなど、過酷な登山にも挑戦している。
「富士山のような標高3000m級の高い山は、体力的に僕らはまだ無理なんです。でも標高の低い山だとテレビ的に地味なんで、岩山や雪山に行って、過酷に見せてごまかしている感じです(笑)」
シーズン3では、“日本三大奇景”と呼ばれる群馬県の妙義山にアタックした。
「妙義山登山は、実は今年の5月に撮影したんです。いつものように天津・木村君のナビゲートで行ったんですけど、その直後に、木村君が闇営業問題で謹慎になりまして(爆笑)。木村君が岩山登山をやりきって感極まって泣きだすんですけど、『コイツ感動して泣いてるけど、このあと謹慎になるんやな』と思って見てください(笑)」