――まずは大会に向けての意気込みをお聞かせください。
二階堂「3人とも実績があるので、私たちが優勝候補の一角だという自覚はあります(笑)。ですから、それなりの戦いをしたいと思っています」
和泉「すごく面白いメンバーが集まりました。私たちはA型とAB型、O型、性格も麻雀も個性のある3人が集まったので、結果も出せるといいなと思っています」
西嶋「私は18歳の頃、まだタンヤオとリーチしか知らなくて。ゲームセンターで麻雀格闘倶楽部をやっていた時から、お2人を見ていたので、そのお2人と一緒のチームだと聞いた時には“ホントそれ私ですか?”と3回位聞き返したくらいです(笑)。ビッグネームの頼れる先輩と同じチームにいるので、自分はあまり気負わずに、いつも通りやりたいです」
――女性の大会で勝ち抜く秘訣はありますか?
二階堂「番組を作っている人たちって麻雀ファンなんですよね。ですから、その人たちが気に入ってくれるような、いい麻雀を打たないと生き残れないと思うんです。やはり麻雀ファンあっての麻雀プロなので。勝つだけじゃなくて、いい麻雀、応援したくなるような麻雀を打つとファンは喜んでくれると思います」
和泉「イメージ的には男性の方が理論的だったり繊細な打ち手が多くて、女性は勢いや思い切りがあるので、麻雀初心者の方でも楽しんで見られるのは女性の麻雀じゃないかと思います。対男性、対女性とか相手に合わせての打ち方が必要なんでしょうけど、正直私はそれが苦手で、誰に対しても一緒の打ち方をしてしまうので語りづらい(笑)」
西嶋「私は相手が誰でも、なるべく相手の対局を見て、その人の出方やスタートダッシュの決め方、入り込み方などを見て、考えるのが好きなんです。ですから、女性だから男性だからというのは、あまり考えたことがなくて、もし女性の世界で勝ち抜く方法があったら私も知りたいです(笑)」
――テレビカメラが入っての対戦はいかがですか?
二階堂「見直せるところがいいです。麻雀は勝つ人よりも負ける人の方が多い競技なんですけど、麻雀のいいところって、負けた人にこそドラマがあるってこと。普段だったら、そのドラマを、誰にも見られないままジャーッと流しちゃって、“私にしか知らないこんなドラマがあったよ”っていうのがロマンだったりするんですよ。でも、テレビだとそれを応援してくれる人と共有できるという喜びがあります。勝つ人も大事ですが、カッコいい負け方、共感できる負け方をする人の方が応援されやすいですね(笑)」
和泉「分からない人でも楽しめるということで、意味はあると思います。私は後ろに人が立っていると、失敗した時には“どうしよう、見ないで”って思っちゃうんです(笑)。まぁカメラでも一緒なんですけど。むしろもっと多くの人に見られるわけですよね。麻雀プロなので、見てくださっている方の目を意識しなきゃいけないと思ってやっていますが、やはり見られるのは苦手です」
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