ニューヨーク、諦めかけた賞レースへのジレンマ「やっと評価してくれるんや」＜M-1グランプリ2019＞

「優勝して逃げ切りたい」

――M-1出場に向けて、周囲の芸人や先輩芸人の方などから何かアドバイスはありましたか？

屋敷：今年はけっこういろいろな芸人さんに意見を聞きました。仲がいい先輩芸人のさらば青春の光・森田(哲矢)さんとバイク川崎バイクさんに、自分たちのネタ動画を見せて意見をもらったりもしました。そんなん一番できないタイプなんですけど、恥ずかしくて。

――森田さんに「決勝行ける！」と言われると行けない、というジンクス的なものがあると聞きますが？

森田さんには「厳しいんちゃうか」と言われたので、決勝に行けました(笑)。

――最後に、「M-1グランプリ」決勝勝へ向けた意気込みを一言でお願いします！

嶋佐：芸歴10年目にして初の決勝。10年分の思いもあるし、一緒にやってきた面白い芸人がたくさんいる中で決勝に行けたので、一言で言うなら「マジ優勝！」です。

屋敷：いまめちゃくちゃうれしいので、この気持ちのまま終わるには優勝するしかない。また一回戦から勝ち上がって…と考えたらゾッとするので、一発で優勝して逃げ切りたいです。

――ありがとうございました！

なお、本番のネタ順は2017年より導入された笑神籤(えみくじ)方式。毎回クジを引き、呼ばれたコンビがそのままネタを披露。1組ずつネタ順が決定していくことになる。さらに今回からの新ルールとして、笑神籤の中から「敗者復活組の札」が選ばれた時点で敗者復活組が発表される。