からし蓮根、前回王者・霜降り粗品からのエールに奮起「優勝以上にウケたい」<M-1グランプリ2019>

2019/12/18 08:00 配信

バラエティー インタビュー

「M-1グランプリ2019」ファイナリストのからし蓮根(左から伊織、杉本青空)


12月22日(日)、令和最初の漫才頂上決戦「M-1グランプリ2019」(夜6:34-10:10、ABCテレビ・テレビ朝日系)が放送される。

過去最多エントリーとなった今回、5040組による激戦を勝ち抜き、決勝までコマを進めたのは、インディアンスミルクボーイオズワルド見取り図かまいたちぺこぱからし蓮根すゑひろがりずニューヨークの9組。見取り図かまいたち以外の7組が決勝初出場というフレッシュな顔ぶれがそろった。

ここに、同日昼1時55分から生放送の「M-1グランプリ2019 敗者復活戦」を制した1組が加わり、全10組で優勝賞金1000万円と漫才師No.1の称号を競う。

WEBザテレビジョンでは、ファイナリスト9組にインタビューを実施。令和初の王者を狙う芸人たちの思いを、決勝前日まで9日間連続で掲載中。

6組目は、吉本興業所属、2013年結成のからし蓮根(伊織杉本青空)。2017年、2018年と準決勝進出を果たし、今大会が初めての決勝進出となる2人にとっての「M-1」とは。

「とにかく1人になりたくて」


「コンビ間がギクシャクしたりも…」と2019年を振り返るからし蓮根(C)M-1グランプリ事務局


――「M-1グランプリ2019」決勝進出を決めた今の率直なお気持ちを聞かせてください。

杉本青空:発表の瞬間は、名前を呼ばれたのが後半だったので、半ば諦めかけていました。

伊織:心が折れかけていました。

杉本:ちょっと呼ぶ順番も考えてほしいと思いつつ(笑)、うれしい気持ちと全国の皆さんに漫才を見られるという怖さもちょっと入り混じっています。

伊織:僕は怖さはなくて、とてもうれしい気持ちしかなかったです。

――伊織さんは発表の前に東京タワーに登ったそうですが…。

伊織:はい。例年、発表を待っている間に話す先輩が決勝に行くのに、僕たちは落ちていたので、待っている時間はとにかく1人になりたくて。

でも、ホテルの部屋に1人でいたら気を失ってしまいそうで、窓からふと見上げた先にあった東京タワーを登ってきました。