ラストイヤーのかまいたち、“二冠”にこだわる理由「2位とか3位はいらない」<M-1グランプリ2019>

2019/12/21 08:00 配信

バラエティー インタビュー

「もう後ろから殴ったろかな」


「足腰のブレない漫才をやりたい」と意気込むかまいたち


――他のファイナリストの中で意識しているコンビは?

濱家:昨年のファイナリスト・見取り図はもちろん意識しています。そしてミルクボーイ。初めて彼らの漫才を見たときから、今日くらい面白かったので、ついに決勝に来たんだな、と。僕らの1つ下で彼らも芸歴が長いので、決勝に上がれて良かったなと思う反面、意識もしていますね。

山内:前々から「今年は誰が優勝すると思いますか?」という質問はよくされていたんですが、その都度、ミルクボーイからし蓮根はよく話していたので、やっぱり残ってきたか、と。自分が見ても面白いというやつらなので、しっかりと勝たないとと思っていますね。もう後ろから殴ったろかな、と思っています。

濱家:ホンマに潰してどないするねん。しかし今回はすごいフレッシュな顔ぶれですよね。初めて見たコンビもいらっしゃいましたし。

山内:そう、知らないコンビもいるので、そこがどハマりして突き抜ける可能性も考えられるので。僕らは急に変なことはしないのでしっかりとした漫才をお見せしたいですね。

濱家:M-1で一番先輩になったんだなという実感もあります。15年目のコンビらしく足腰のブレない漫才をやりたいと思っています。

――敗者復活で勝ち上がってきたら脅威になると感じるコンビはどこですか?

濱家:みんなも言うと思いますけど、和牛、天竺鼠、ミキ、アインシュタイン…もうどこが上がってきても敗者復活は激戦になりますよね。

山内:しかも決勝に上がってきたら間違いなく上位に…。

濱家:例年見ないくらいのかなりの脅威です。今年は決勝に行ってもおかしくないコンビが何組おんねん、と。

山内:敗者復活枠が一組で良かった…。3、4組おったらと思ったら…。

――ちなみに、敗者復活枠も含めて笑神籤(えみくじ)で順番が決まります。

山内:それに関しては自分らの出番しか気にならないですね。僕らは過去に前半の出番しか引いたことがないので、とにかく後半を引きたいな、と。

濱家:7番かな。 

山内:7?いいね。ラッキーセブンで。