―― 「M-1」出場に向けて、周囲の芸人や先輩芸人の方などから何かアドバイスはありましたか?
山内:「もう出なくてもいいんちゃうか」って言ってくれる人もいたんですが、粗品(霜降り明星)のM-1とR-1の“二冠”で騒がれてるのは、ちょっとちゃうやろ、と。
僕の中で二冠というのはM-1とキングオブコントでしょう、と。なので僕たちはコンビとして二冠を取ってギャラ交渉の材料にしていきたいな、と思っています(笑)。
コントと漫才の二冠はいまだ誰も達成していないので、今では最後のチャンスにかけたいと思っています。
濱家:2018年の時点でM-1グランプリはココで終わろうという話になっていたんですけど、僕自身は優柔不断というか女々しいところもあって、早い段階で出たいなという思いが芽生えてきていたんです。
でも、小籔(千豊)さんや千鳥の大悟さんに相談したら、お二方とも「出たいなら絶対に出たほうがエエ」と言っていただいて。大きな後押しになりました。
――2020年の目標を教えてください!
濱家:無理せずペース変えずに、かまいたちらしく楽しく2020年も過ごしたいですね。
山内:地上波全国放送のレギュラーがないので、M-1優勝を足がかりにしてゲットできるようになりたいなというところですね。優勝してレギュラーがなかったらもうないでしょう(笑)。
濱家:優勝してレギュラーがなかったら大阪に帰ります(笑)。
――最後に…M-1グランプリ決勝へ向けた意気込みを一言で!
濱家:僕らコントでは優勝して、あと漫才の大会だけだとずっと思ってやってきました。デビュー当時から漫才でもコントでも賞を取りたいという思いでやってきて、最後の年にチャンスが巡ってきたので、M-1の歴代の優勝した方々と肩を並べられるように頑張りたいです。
山内:チャンピオンにならないと意味がないと思っていて。“面白い奴ら”とはもう思っていただけているので、あとは結果。二冠という称号だけを目指しているので、2位とか3位はいらない。優勝だけを目指して決勝の日まで頑張ります。
――ありがとうございました!
なお、本番のネタ順は2017年より導入された笑神籤(えみくじ)方式。毎回クジを引き、呼ばれたコンビがそのままネタを披露。1組ずつネタ順が決定していくことになる。さらに今回からの新ルールとして、笑神籤の中から「敗者復活組の札」が選ばれた時点で敗者復活組が発表される。
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