原作者の北条司をして「これぞシティーハンター!」と言わしめた、現在公開中の映画「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」だが、ファンはもちろん、それ以外の人々からも、特にリョウのパートナー・カオリの“女子心”に共感する声がが多く寄せられている。
そのカオリと言えば、100tハンマーが欠かせないキャラクター。今回、リョウに激怒するカオリが、ついにハンマーを手にした本編映像が公開された。
実際は100tのハンマーではないのだが、ガチハンマーを振り回す姿はまさにカオリそのもの。
フィリップ・ラショー監督は、「カオリはバランスが難しかった。でも、原作者の北条司先生が初めてこの作品を見てくださった時も、カオリをいちばんほめてくれたんだ」と明かしており、北条までもが納得するほどの忠実な再現度。
カオリを演じたエロディ・フォンタンは、「監督の希望は、カオリが漫画に忠実であることだった。でも、彼女がちゃんと実在する人間に見えるように、私自身を反映させることも望んでいたの。『シティーハンター』の世界を知らない人たちも共感して、理解できるようにするには、カオリのキャラクター像が現実離れしすぎてもダメだから」と役作りは慎重だったと語っている。
そして、「この映画はアクションもコメディもあって、笑ったり、ドキドキしたり、感動したりできるから、とても豊かな作品になっている。これは私が『シティーハンター』のアニメを見たときに感じた印象どおりなの」と彼女自身も幼少期に「シティーハンター」を見て育ったからこその、自信たっぷりの本作となっている。
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