――番組で共演しながら感じたお互いの印象は?
今井:高嶋さんは最初からすごくオープンな方でした。でも、これはすごく大事なことなんです。毎週スタジオに来てくださるゲストの方たちとは初対面というケースが多いんですよ。
だから、僕と高嶋さんの関係が回を重ねるごとに少しずつ花開いています…みたいな感じじゃダメ。そんなことを言っている場合じゃないですから(笑)。
そういう意味で言うと、コミュニケーションの取りやすさは高値安定。とてもしゃべりやすいです。
高嶋:ありがとうございます(笑)。
――確かに、TPDのライブでのMCよりもトークが安定しているなという印象が…。
今井:そういうツッコミが入っちゃうんですね(笑)。
高嶋:そうなんですよ(笑)。
――いつもステキですけど、それ以上に! ということです(笑)。
高嶋:番組に届いたお便りでも、TPDのファンの方から「菜七ちゃんのおしゃべり、ライブの時と違いますね」って言われたりするんです。私、普段はどんな感じなんでしょうね(笑)。
割と普通だと思っているんですけど…、たぶんライブの時は自分の中の熱量も上がっているし、アドレナリンが出ているからいつも以上にテンションが高くなっているのかもしれません。
自分が何をしゃべっているのかあんまり分かっていなかったりすることも(笑)。
この番組は、ゆっくり落ち着いた感じでしゃべれるから、いつもと違う面白さがあります。
今井:目の前にオーディエンスがいる公開収録じゃないしね。今度、ライブでも落ち着いた感じの空気を作ってトークしてみるっていうのはどう?
高嶋:それは、嫌です!(笑) 今井さんもすごくオープンな方。番組ではゲストDJという形で毎週俳優さんたちがいらっしゃるんですけど、今井さんのおかげでスタジオの空気が一つに。みんなを自然な形でつなげてくださるんです。
今井:高嶋さんは進行的なことで、いっぱいしゃべらないといけないですから。
高嶋:いつも助け舟を出してくださるので、すごくありがたいです。
――そういう空気が流れているとゲストの方も遊びに来やすいですよね。
今井:せっかくの機会だからいろんなことを話したいんですけどね。やっぱり時間に限りがあるので、何を優先的に聞いたらいいのかいつも悩んでいます。
高嶋:生放送だからこその難しさですよね。
今井:事前にスタッフの方がアーティストの皆さんにアンケートを取ってくださっているんです。その中にすごく面白い回答があっても、聞く時間がなくて残念な思いをすることも。
高嶋:時間が許す限り、皆さんの素顔を引き出していきたいなと思っています。
――本番までのルーティーンはあるんですか?
今井:NHKに来るのは、本番が始まる2時間ぐらい前。できるだけ前日までにゲストのTwitterや楽曲などをチェックするんですけど、時間がない時は局に着いてから調べたり聴いたりすることもあります。
高嶋:MVも参考になるのでよく見ています。
今井:スタッフと一緒にMCミーティングをした後に、ゲストとも軽く打ち合わせ。サウンドチェックも欠かせないです。
高嶋:OAがお昼の時間帯だから、おなかが空くんです。
今井:なかなか微妙な時間だよね(笑)。
高嶋:おなかが鳴ることもあります(笑)。
今井:僕なんかと比べたら食べ盛りでしょうからね。
高嶋:私、めっちゃ食べますよ!
今井:局に来る朝11時頃って、飲食店がまだやっていなかったりするんですよ。
高嶋:私は基本的に本番が終わるまで何も食べていないです。
今井:朝から?
高嶋:そうです。
今井:僕、今日(取材日)は、珍しくちゃんと朝ご飯を食べてきたんです。
高嶋:やっぱり、食べた方が調子いいですか?
今井:おなかが空くと、何もできなくなっちゃうからね。
高嶋:砂糖をちょっとだけ入れておかなきゃなって思うんです。
今井:確かに、チョコレートとか甘いものはいいかも。
高嶋:でも、私は甘いものよりお肉が好きなんです(笑)。
今井:さすがに、スタジオに肉はないよね(笑)。サラミじゃダメ?
高嶋:サラミ、いいですね! そういうしょっぱいものを先に食べないと砂糖が体に入っていかないんです(笑)。
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