同ドラマが2作目の共演となる向井と寺尾。寺尾は向井の印象を「彼とはもともと相性が良くて、理由はわからないけど、向かい合っていてとても落ち着いて芝居を作っていける。それに彼も答えてくれる。理屈ではなくて、なぜだかわからないけど、向井…好きなんだよね(笑)」と語り、向井に笑顔を向けた。
すると向井は恐縮しながらも「今回は役柄もあり寺尾さんが親のような感覚になりましたし、背中で教えてくれる方だなという印象です。共演させていただいた以前よりもさらに大きく見えましたし、なにか言葉にするというよりも、佇まいで語ってくださいました。醸し出す雰囲気でその役柄を引き寄せると言いますか…。寺尾さんがいなかったらこの作品は存在していなかったのではないかなと思います」と語った。
最後に寺尾は「ドラマの中に正月に見て縁起の良い『一富士二鷹三茄子』が出てくるのでぜひ見てくださいね」と作品をアピールした。
期間雇用で武家や商家の台所を預かる渡り用人・唐木市兵衛は、かつて“相馬の鷹”と呼ばれた老侍・中江半十郎に仕えることになる。半十郎は娘の節(山本美月)とともに、北相馬藩の勘定人だった息子・作之助(中山麻聖)の死の真相を知ろうとしていた。
残された帳簿を市兵衛が読み解くと、見えて来たのは無担保の手形で莫大な借財を重ねる藩ぐるみの陰謀。作之助は不正を正そうとして、逆に横領の罪を着せられていた。そこには、将軍家から嫁いだ北相馬藩の正室・桝の方(斉藤由貴)の影が。半十郎は市兵衛の制止を振り切り、息子の名誉をかけて、卑劣な罠の待つ江戸藩邸に独り乗り込もうとする。
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