女優・佐津川愛美が、3月に幕を開ける舞台「この声をきみに~もう一つの物語~」に出演する。朗読教室のミステリアスな先生役で、生徒の一人に主役で歌舞伎役者の尾上右近がいる。
佐津川といえば、2019年10月期で注目度が高かったドラマ「おっさんずラブ-in the sky-」(テレビ朝日系)に出演。主役の田中圭演じる春田創一と同じ高校でバスケ部の後輩、春田を「天空ピーチエアライン」に紹介した広報部員・橘緋夏を好演した。
話題のドラマから舞台へ。幅広く活躍する佐津川に、舞台への意気込み、さらに“おっさんの現場”についても語ってもらった。
――朗読に対して、どんな印象を抱いていますか?
朗読劇の経験はあるんですけど(「リーディングドラマ『もしもキミが。』」「私の頭の中の消しゴム」)、とても豊かな気持ちになったといいますか。読書と違う、歌とも違って。読書も歌も得意ではないんですけど、朗読となるとリズムをつけつつ、気持ちを入れつつ読めたという印象があったので好きです。今回も楽しみだなって思いました。
――演じたことがあるから、すでにイメージを描けていたんですね。
そうですね。あと、小学校の時に読み聞かせがあったので、遠くない存在だったんです。ちょっと違うけど、ラジオドラマもやったことがあって、これも声(ありき)じゃないですか。子どもの時から、国語の授業が好きだったんです。これは役者に通じているところがあるかもしれませんけど、「登場人物の気持ちを考えましょう」というのが好きで。現代文は好きでしたね。
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