――シソンヌのお二人はクランクインから撮影に参加されていたんですね。
長谷川:最初は、内村さんと(内村と共に行動する呉服屋の番頭役)バカリズムさん僕ら4人のシーンでしたね。
じろう:初日に撮影に参加して、そこから指の手術をしまして…。
塚地:どうしたの?
じろう:指の腫瘍がはれてきたんです。
――大丈夫ですか?
長谷川:今も足がいかれてるし。
じろう:そう。足にもなぞの湿疹ができちゃって。
塚地:末端が危ないな。
じろう:だから…いろいろありましたね。
長谷川:撮影とは全く関係ないだろ! 撮影のせいでケガしたみたいになるから。
じろう:でも、空気を読んでいいタイミングで治してます。
塚地:偉いね。
長谷川:本来、殺陣とかでケガするんだよ。
――殺陣はないかもしれませんが、今回はお三方で各地の軍勢を演じるシーンがありますね。大阪、高知、青森の方言で軍勢を演じてますが、土地への思い入れを語っていただけますか?
塚地:僕は大阪出身なんですけど、高知県のメインを担当するんです。というのも、実は高知の観光大使をやってまして、これも何かの縁ですね。父が高知県出身で、高知には塚地村とかがあるんですよ。
じろう:じゃあ、向こうに多い苗字なんですか?
塚地:高知には、塚地っていう人がうちの血族しかいないらしいですよ。
長谷川:これは、運命的なものを感じますね。
塚地:そうですね~。これは高知県のPR的な意味も込めて…高知の人に盛り上がってもらうためにも、高知の軍勢は気合を入れて演じようと思います。
じろう:…伝わりますかね…?
塚地:ただならぬ気持ちがあります。高知弁をちゃんと使いこなして、高知の人にアピールしたいと思います。
――じろうさんは青森ご出身ですよね。
じろう:はい。撮影では、津軽弁でせりふを言いました。ただ、一回目はなまり過ぎて分かんないって言われちゃって(笑)。もうちょっと分かりやすくして直しました。
塚地:けっこう撮り直したよね。
長谷川:本当に何言ってるか分かんなかったときもあったしね。ネイティブ過ぎて。
じろう:地元の人に伝わればいいなと思います。一応出身なので、いまだに独り言とかは全部津軽弁でしゃべってます。
ちょこちょこっと自分が書いてるコントで津軽弁のおじさんとかを演じることはあったんですけど、あんまりやらないんです。これが何かに引っかかって、青森の“朝ドラ”とか来たらいいな。
塚地:そっか! ヒロインのお父さん役とかね。軍勢からインスパイアされて(笑)。「軍勢にいいやついたな」とかってね。
長谷川:出世ですね。
――長谷川さんは静岡ご出身ですよね…?
長谷川:私は静岡出身ですが、大阪の軍勢のメインを演じます。やっぱり私の所属する吉本興業も元は大阪の会社ですからね。ことし、皆さんに変に気を遣わせてしまうことが多かったんですよ。
だから、軍勢から元気な関西の空気を出せたらいいなと思いますね。楽しくやってますよ! っていうことを伝えられればいいなと思ってます。
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