深川麻衣、岸井ゆきの、多部未華子、そして岡崎紗絵…今泉力哉監督作品で輝いたヒロインたち
今泉力哉監督、田中圭主演による映画「mellow(メロウ)」が、2020年1月17日(金)に公開される。
本作は、今泉監督と田中の初タッグで話題の恋愛群像エンターテインメント。ヒロインを岡崎紗絵が務め、滑稽さやカッコ悪さも含めて、“恋愛”を包み隠さず描き出していく。
これまで、さまざまな形の恋愛を描いてきた今泉監督。その魅力の1つは、ヒロインにあるともいえる。そこで今回、岡崎を含め、これまで今泉監督作品に選ばれてきたヒロインたちの魅力をひもといていく。
「パンとバスと2度目のハツコイ」(2018年):深川麻衣
乃木坂46の元メンバーとして第一線で活躍し、卒業後も女優として映画やドラマで活躍する深川麻衣の映画初出演・初主演作。パン店で働く市井ふみ(深川)は、プロポーズされたものの「私をずっと好きでいてもらえる自信もないし、ずっと好きでいられる自信もない」と、独自の結婚観を持っている。
そんな時、中学の時の初恋相手・湯浅たもつ(山下健二郎)と偶然再会。久しぶりに会った彼は変わらず魅力的だった。
そんな2人の何げない日常から織りなされる“モヤキュン”ラブストーリーで魅せた初出演とは思えない深川のナチュラルな演技に「何か深いところで正しいというか、信頼できる、そんな不思議な感覚になる役者」「自然体な演技がとても良い」と絶賛の声が上がった。
「愛がなんだ」(2019年):岸井ゆきの
猫背でひょろひょろのマモル(成田凌)に出会い、恋に落ちたテルコ(岸井ゆきの)。そのときから、テルコの世界はマモル一色に染まり、どこにいようと電話1本で駆け付け、平日デートに誘われれば余裕で会社をぶっちぎり、クビ寸前に。
大好きだし、超幸せ。でも、マモルはテルコのことが好きじゃない…。そこに、テルコの友達の葉子と、葉子を追い掛けるナカハラが加わり、あまりにもリアルなヒリヒリする恋愛が描かれていく。
そんな恋で周りが見えなくなり、うまくいかない恋愛にドギマギする、テルコの半径5mの恋を等身大で見事に演じ切った岸井は、作品の評価も相まって、本作が彼女の代表作の一つに数えられる映画となった。
2020年1月17日(金)東京・新宿バルト9、イオンシネマ シアタス調布ほか、全国公開
<スタッフ>
監督・脚本:今泉力哉
主題歌:並木瑠璃「花になる」 音楽:ゲイリー芦屋
製作プロダクション:ダブ
配給:関西テレビ放送、ポニーキャニオン
<キャスト>
田中圭、岡崎紗絵、志田彩良、
松木エレナ、白鳥玉季、SUMIRE、
山下健二郎(友情出演)(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)
ともさかりえ、小市慢太郎