私はテーマソングという概念がとても好きで、この曲を初めて拝聴した際にまさに悩みつつもなんとか楽しく生きようとする現代人のテーマソングのようだな〜!と感動しました。
特に主人公の一人である桃ちゃんにピッタリだ!と感じられる点が多々ありうれしかったです。冷静に傷つきながらもまっすぐに無鉄砲に人を愛して許す歌詞と希望を見いだしてく明るいメロディーがあの子のようで私たちのようでとてもすてきです。
エンディングに描いたアニメは「Tonight」から着想を得て「仕事はきつい。好きな人は優しくない。…でも、悲観するほど悪くない」と楽しげに深夜帰宅する桃ちゃんを描きました。
SCANDALがこの作品の主題歌になる、ということ自体がすごくうれしかったです。10年以上のキャリアのあるガールズバンドですが、女性が音楽という世界、しかもバンドというジャンルでやっていくにはいろいろな葛藤や苦労があったと思います。それらを乗り越え一つのスタイルを確立し、それでもさらに模索しながら走り続けるSCANDALの姿が、この作品の登場人物たちに重なりました。
うまく生きることになんとなくこなれてはきたけれど、悩みや迷いは尽きないアラサー女性の応援歌のようなこの曲に、いつまちゃん先生が可愛いイラストを描き下ろしてくださいました。内田理央さん演じるドラマバージョンの桃江ちゃんのちびキャラです、ご期待ください!
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