「Mステ ウルトラ SUPER LIVE」でも披露!“アナ雪”神田沙也加の「わたしにできること」が話題に
劇中で披露される多くの歌曲の中でも、注目なのが「わたしにできること」。
12月27日には公式YouTubeにてMVが公開され、同日放送の「ミュージックステーション ウルトラ SUPER LIVE 2019」(テレビ朝日系)で神田が歌い話題となったが、オンエア前から「泣くじゃん、号泣しかねない」「涙腺ゆるゆるソングだから楽しみ!」など、期待が寄せられていた。
姉・エルサやクリストフ、オラフとの幸せな生活が、変わらずに続くことを願っていたアナが、エルサの力の謎を解き明かすため、彼らと共に冒険へ出掛けることになった後、物語の終盤に歌う曲が「わたしにできること」。
前作でアナが披露した楽曲は「雪だるまつくろう」「生まれてはじめて」「とびら開けて」など、小気味良いテンポで楽しい気分になる楽曲ばかりなのに対し、この曲は明るく天真らんまんなアナのキャラクターと打って変わって、感情を絞り出して歌うような、しっとりとしたバラードソングとなっている。
「こんな暗さは 生まれて初めて」という歌詞で始まるこの曲は、アナがそれまで経験したことがないような喪失感から紡がれた言葉。失意の底にいるアナは自分のかすかな心の声に耳を傾け、再び立ち上がることを決意する。
「1作目『アナと雪の女王』では、アナには失うものは何1つありませんでした」と、監督を務めた1人であるクリス・バックは話す。
「しかし、今では失ったら困るものばかりです。なぜなら、彼女はずっと欲していたもの全てを手に入れたからです。エルサが、(力についての)答えを心から追い求めている自分に気付く一方で、アナは全ての人々や全ての事物をそのままにしたいと考えています。
みんなはどうしてハッピーに、このお城でいつまでも一緒に暮らせないのだろうと、彼女は理解できない気持ちでいるのかもしれません」と、本作でのアナの心情を解説。
そんなアナが、どんなにつらい状況になったとしても、自分を信じ「今できることをやろう」と、深い悲しみを乗り越え、再び歩み出す。その姿は、多くの観客の感情を揺さぶり、勇気をもらえることだろう。