――結城涼はクールな人なんですね。
はい。基本的にはクールですが、心の中に熱いものを持っている人というか。人前ではあまり自分を出さないんですけど、一人になるとそれを発散するというか、カラオケで激しめの曲を歌ってたり…? そういうシーンがあるかは分からないのですが、僕自身、口数が少ないところがあって、結城と似ている気がしていて。僕ならカラオケはアツくなるので…想像で(笑)。
――現場についてお伺いしたいのですが、主演の松下奈緒さんの印象はいかがですか?
ピアノを弾かれるなど、勝手に“お嬢様っぽい”イメージを抱いていたのですが、もっと身近な存在でした(笑)。スタジオの食堂が終わるのが早いので、ご自分でおにぎりを作っていらしてたんですけど、それを見たマネジャーさんが『普段、料理しないのにどうしたの?』にツッコまれたり、抱いていたイメージと逆だったことが多かったです(笑)。
――木村佳乃さんはいかがですか?
すごく面白いです。現場では木村さんが藤井隆さんに話題を振って、お二人がいろいろ話していて、その内容がすごく面白いんです(笑)。でも、木村さんは撮影準備が整ってスタッフに呼ばれるとスッと去っていくので、『場を荒らして行くな〜』って藤井さんが仰ってました(笑)。藤井さんはいろいろ話を振ってくださるので気遣っていただいているなーと思います。
――では、距離が近くなったら、仲良くなりたい先輩は?
皆さんと仲良くなりたいですが、特に藤井隆さんです。幼少期からバラエティー番組で見ていた方なので、どんな感性をお持ちの方なのか知りたいですし、一緒に飲みに行ってみたいです。まだ数回しかお会いできていないので、撮影の合間に仲良くなれたらと思いますが、自分から話し掛けられるかな〜。あ、あとぜひ「ナンダカンダ」を一緒に歌ってみたいです!
――最後に、2020年の抱負をお聞かせください。
2020年も積極的にいろんなことにチャレンジしたいです。知り合いにスピリチュアル系の方がいて、その方に2020年か2021年に何らかの賞を獲ると言われたんです。もしかしたら、くじとかのA賞とかかもしれないですけど(笑)、せっかくなのでお仕事で賞をいただけるように頑張りたいです。
『THE3名様』(2005-2009年、DVD作品)のような台本があるのか、ないのか分からないような会話劇とか、ワンシチュエーションのお芝居などができたらいいなって思います。
取材・文=及川静
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