池上彰が世界が称賛する関西の魅力を徹底解説、ブラックマヨネーズと紙芝居で初コラボも!
外国人観光客や関西在住の外国人たちは、意外な関西の楽しみ方を知っている。世界で品質を認められ、大ヒットしている関西発のブランドがある。そんな私たちが知らない関西の魅力を、ジャーナリスト・池上彰が徹底解説する番組「池上彰の関西人が知らないKANSAI」(1月14日(火) 夜7時~9時放送・関西ローカル)。これまで2017年6月、2018年3月、2019年1月に放送され、第4弾となる今回は奈良の魅力をテーマに放送する。
奈良は、外国人観光客がここ5年の間で3倍に急増し、2019年初めて200万人を突破。京都、大阪に次いで関西人気ベスト3に躍り出た。なぜいま奈良に外国人たちの熱視線が注がれているのか?関西人が見逃していた奈良の魅力を外国人に教わる。また、外国人が自国のものよりおいしいと押し寄せる「世界の粉もん」の店も紹介。さらに、優れた品質が外国人に認められ世界でウケている関西発のブランドや、アミューズメント施設も紹介する。
まずは、関西人が知らない奈良の魅力について池上彰が解説。1300年の歴史を誇る奈良は歴史的建造物が多く、観光地として栄えているが宿泊客数は46位と全国最低レベル。しかし、ここ数年奈良を関西観光の拠点として選ぶ外国人が急増し「宿泊不人気奈良」のイメージを払拭しつつある。番組では、奈良に泊まる外国人観光客に密着し、彼らがどのような楽しみ方をしているかを探る。
新しくオープンした宿泊施設は、リーズナブルな値段設定で、宿泊客には折り紙や習字など日本文化の無料体験講座を開放している。また、ある旅館では日本の伝統武術を体験できると、口コミで外国人が押し寄せている。とりわけ、ヨーロッパの観光客に圧倒的な人気を誇っているのが寺院の宿坊だ。大阪など大都会へのアクセスがよく、かつ静寂の中で四季折々の豊かな自然を満喫できるだけでなく、厳かな護摩行などの僧侶たちのお勤めを見学したり、肉や魚を一切使用しない本格ヘルシー料理である精進料理を堪能できると大人気。このほか、外国人たちが教える新しい奈良の楽しみ方を見て、ゲストのハイヒールリンゴは「こんなに奈良ってすごいんだ。今度泊まりに行こう」と目を丸くしていた。
スタジオで池上は、「なぜ奈良には鹿が多いのか」という話から派生して「早起きは3文の得」という言葉の由来を解説。分かりやすい池上解説に感銘を受けた平祐奈は「あした誰かに教えたくなりました」と目を輝かせると、池上は「しかと覚えたでしょう?」と鹿に絡めたジョークを飛ばし、スタジオを和ませていた。
1月14日(火)夜7:00-9:00 関西テレビ
解説=池上彰
MC=ブラックマヨネーズ
スタジオゲスト=ハイヒールリンゴ、月亭八光、平祐奈、藤井流星(ジャニーズWEST)、神山智洋(ジャニーズWEST)
アシスタント=藤本景子アナウンサー(カンテレ)