横浜流星「同じ方向を向いて作っていきたい」“話し合える場”提案<シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。>
――そんな直輝の人となりを語る上で欠かせないのは、田中圭さん演じる父・哲也の存在です。
直輝は父が殺されていて、その復讐のためだけに動いている男だというのが一番大事な部分だと思うので、そこの芯がブレなければいいなと思っています。
そのためにいろんな顔を持っているし、身体も鍛えてるし、レンを使ってしまっているし。
――直輝のキャラクターがわかるシーンはどんな場面ですか?
直輝は、大学もそうですけど基本、外に出てるシーンではすべて偽りの顔なんですよね。その分、自宅に一人でいるシーンで本当の直輝が現れてくると思うので、その部分は大事に演じたいと思います。
「みんなで話し合える場を作ってもらいました」
――撮影チームはどんな雰囲気ですか?
とてもいい状態だと思っています。そしてオリジナル作品だからこそ、撮影していてもみんなでゼロから全部作っていく感じがあります。
普通だったら監督が「こうしてください」と指示を出す感じで進んでいくんですけど、今回はそうではなくみんなで作っていこうという雰囲気が現場にも流れているので、すごくいい空気感だなというのは感じます。
みんなで同じ方向を向いて作っていきたいなと思ったので、撮影が始まった頃みんなで話し合える場を作ってもらったりもしました。
――それはどなたの発案で?
僕です。みんな探り探りなのかなっていうのがあったし、作品をやる上でみんなが同じ方向を向いていることが大事だと思ったので。
そこで認識を共有したり、こういう風に作っていこうということを話し合えたりしたのもよかったと思います。
――視聴者の皆さんに、この作品をどんな風に見てほしいですか?
原作がないので、この先のストーリーがどうなっていくのか僕自身も本当に楽しみです。
今の時代だからこそ作れる、そして共感できる作品になっていると思いますし、今回も挑戦的な、考察できるドラマだと思っているので、みなさんに毎回、放送が終わるごとにSNS考察でこの作品を盛り上げていただけたらうれしいです。
また、清野さんのアクションがすごくて、必見だと思いますので楽しみにしてください!