りゅうちぇる、“男らしさ”に持論「『こんな人もいていいんだ』って思ってもらえるように」

“男らしさ”や“女らしさ”の定義や概念の必要性

番組MCでお笑い芸人のふかわりょうが、「良くも悪くも、男らしさという既成概念があるからこそ、りゅうちぇるさんというスターが生まれた背景があると思うんです。社会の観念が本当に多様化していれば、りゅうちぇるさんのキャラクターもその分薄まってしまうので」と、りゅうちぇるの意見を聞いて、語った。

さらに「ある種そこは、りゅうちぇるさんの浮力に加担したかなと思うんですが。“男らしさ”や“女らしさ”の定義や概念すらも無くした方がいいと思いますか？」と続け、りゅうちぇるに質問。

りゅうちぇるは、「正直、このお仕事させてもらってますから、やっぱり、ちょっと変な人じゃないけど(笑)、ちょっと珍しいっていうので得することはあります」と告白。

「草食系男子の代表として、“りゅうちぇるを呼ぼう”って思ってくださるスタッフさんも、もしかしたらいるから、この職種だから得したことは実際あるんですね」と体験談を語った。

そして、「だけど、やっぱり、学生で悩まれている方もたくさんいらっしゃいますし。そういう人に僕を見て、『こんな人もいていいんだ』『こんなパパもいていいんだ』と思ってもらえる存在になれるように、僕は存在しなきゃいけないな。これからもずっと、自分を発信しないといけないなっていうのはすごい思ってますね」と自身の存在意義を明確にした。

さらに、“男らしい”“女らしい”といった表現自体については「あってもいいと思うんです、実は。なんでかって言ったら、やっぱりこんな風にナヨナヨしてるし、草食系だからこそ、いざ女性と付き合った時に『意外に男らしいとこあるね』とか言われたら、嬉しかったりするの。『でっしょ〜』みたいな、『意外にやるでしょ〜』みたいな」と最後に、スタジオの笑いを誘った。