<田中圭>昔から事前に役作りはしない「自分で決めていくよりは結果いいんじゃないのかな」

2020/01/17 21:22 配信

映画

田中圭がイベントに登場した

映画「mellow」の初日舞台あいさつが1月17日、東京都内にて開催され、主演の田中圭岡崎紗絵志田彩良松木エレナ白鳥玉季ともさかりえ今泉力哉監督が出席した。

本作は、街で一番オシャレな花屋「mellow」と廃業寸前のラーメン店を舞台に、その周辺のさまざまな人々の実らない恋を描いていく、恋愛群像エンターテインメント。

脚本は今泉監督が担当。田中は脚本を読んだときの感想を問われ、「着眼点がすごい」と答え、「大きな出来事は特になく、日常に当たり前にあることを積み入れていて。こんな温かいストーリーをどんな方が書いているだろうって思いました」としみじみ。

今作では、「独身」「彼女なし」「花が恋人」と言うほどに好きな花の仕事をして、穏やかに暮らしているオシャレ花屋の店主・夏目誠一を演じる田中。昔から事前の役作りはしないそうで、「今回も特にしてないです」と苦笑い。

その理由として、「しようがない。限界があるじゃないですか? だから、しないっていうそれだけです。現場で監督や『mellow』の世界を生きるみんなと、一つ一つシーンを作っていき、そこで生まれる夏目の方が、自分で決めていくよりは結果いいんじゃないのかなと」と説明するも、不安になったのか「でもしないって言うのもよくないですよね?」と周りの顔色を伺い、「ちょっとします」とちゃめっ気たっぷりの表情で明かし、会場の笑いを誘っていた。

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