――本作は主人公がタイムスリップして二度目の青春を謳歌しますが、鈴木さん自身がタイムスリップするなら?
過去に戻るとしたら、乃木坂46に加入したとき。実は、夏だからとか何も考えずに、オーディションを受ける直前に髪の毛をバッサリと切ってしまって…。加入してしばらくは、イメージ固定のために同じ髪の長さでいたので、長いまま受けていたらどうなっていたのかを確かめたいですね。当時は切ったことをとても後悔していて(笑)。でも、乃木坂46に入ってからは、人生でやり直したいと思ったことは全くないですね。後悔したことももちろんあるけど、それはそれでいいかなって考えています。
――ドラマでは懐かしい80年代の楽曲が使用されています。鈴木さんにとっての青春ソングは?
学生時代は吹奏楽部だったので、吹奏楽の楽曲ばかり聴いていました。今考えるとそれが青春ソングだったのかな。大会を目指して真剣に部活に打ち込んでいたんですけど、中2のときにオーディションを受けたので、吹奏楽は1年ちょっとしかできませんでした。
――学校生活での青春は?
学校帰りに友達とクレープを食べていたのは学生ぽいなって。クレープを食べながら、いつも友達の恋話を聞いていた気がします。恋話って掘り下げたくなりますよね(笑)。ちなみに、私は聞き役が多かったです。
――グループを離れての一人のお仕事、考えることは?
やっぱりたくさんの方に乃木坂46のことを知ってもらえるチャンスだと思うので、グループの一員ということを忘れずに取り組んでいます。今はもう不安はあまりないですけど、私のお芝居の評価が直接乃木坂に関わってくるって考えると、そこはプレッシャーになります。そんな中で、外部の仕事をしているからこそ、帰るホームがある安心感はあります。戻る場所があるっていうのはありがたいです。
――乃木坂46「8th YEAR BIRTHDAY LIVE」も開催されます。
自分で言うのも恥ずかしいのですが、乃木坂は素晴らしい曲がいっぱい! 全ての曲の魅力をしっかり伝えたいですね。それと、ステージ上の自分と、演じている自分のギャップを楽しんでもらえるのはアイドルならではだと思うので、そこも見ていただけたらうれしいです!
――先日は、白石麻衣さんの卒業も発表されました。
純粋に、もっと頑張らなきゃいけないと思っています。私はグループの2期生なので、白石さんや生駒(里奈)さんが活躍されている乃木坂に憧れて入ってきました。その指標がなくなってしまうというか…また一人卒業されてしまうけれど、憧れて入った乃木坂の良さを失わないように、残る私たちがこれからもグループを作っていかなきゃなと思っています。
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