佐々木蔵之介「喜劇で、面白いけど、僕たちはギリギリの緊張感のもとでつくりました」
山田「高校時代のあだ名がプリンスだったんです」
前作に引き続き、佐々木と夫婦役を演じた友近は、「佐輔(佐々木)をだめな夫だと思いながらも、温かく見守っている優しい奥さんだなと感じていただけると思います」と語る。
恋敵という役の広末といなりずしを囲むシーンについて、「いなりずしを口から吐いて、広末涼子ちゃんの顔にぶちまけるというシーンがあったんですけど、本当にかけていいのかなと躊躇してしまいました」とタイミングが合わず、顔にあまりかからなかったと告白。
撮影後に広末から「友近さんにぶちまけられることを今日楽しみにしてたのに」と言われたといい、「結構、変態なんだなとすごく思いました」と広末のまさかの返しに驚いたという。
MCに「待ってらっしゃったんですね」とツッコまれると、広末は「すごく楽しみにしてたんです、どんな風にくるのかと。でも、変態ではないです、そういう趣味ではないです」とタジタジする場面も。
則夫(中井)の娘役の森川は、「シーズン1の時は、中井貴一さんの娘役ですと言うのが恐れ多くて、おこがましくてはっきり堂々と言えなくて小声で言っていたんですけど、もう2年間も娘役をやっているので、これからは堂々と中井貴一さんの娘の、森川葵ですと言っていこうと思います」と意気込みを語る。
すると中井が「そうですね、僕も森川葵の父親ですと堂々とこれから言っていきます」と返し、仲の良さが見受けられるほほ笑ましい親子役ぶりが垣間見えた。
人気のアイドル陶芸家、陶芸王子役の山田は、陶芸について練習されたかと問われると「陶芸もしっかり練習させていただいて、初日にろくろを回させていただいたんですけど、器になるまでは自分で作って、先生に焼いていただいて、かなり思い出になっています」と振り返る。
さらに「舞台挨拶が今年1発目なので、こんなに豪華な方々と登壇させてもらえることはすごい嬉しいです」と喜びを伝えた。
しかし撮影前は、陶芸王子役ということで自分がどれだけ陶芸王子になれるか心配だったという。「広末さんに本読みの時に『山田くん、王子できるの?』と言われたのが、すごくひっかかってまして(笑)」と山田が話すと、広末は「ご本人じゃないですよ!(山田の)前の役がへっぽこだったんで!そこからの、王子だったんで…」とフォローを入れる場面も。
また、「高校時代のあだ名がプリンスだったんです」と恥ずかしながら披露したエピソードは、会場を驚かせた。
1月31日(金)TOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー
出演:中井貴一 佐々木蔵之介 広末涼子 友近 森川葵 山田裕貴 坂田利夫 前野朋哉 木下ほうか 塚地武雅 竜雷太 加藤雅也
監督:武正晴
(C)2020「嘘八百 京町ロワイヤル」製作委員会
配給:ギャガ