ようやく世間に認められ始めた25歳の時、母が末期の大腸がんだと判明。東京の病院を探し、紹介された病院で手術を受けた母は何とか持ちこたえたが、数年後、追い討ちをかけるように母はアルツハイマー型認知症と診断された。がん闘病からさらに10年以上も続く介護生活が始まった。やがてライブツアーや音楽スタッフとの軋轢や心労が重なり、長渕自身も倒れ、ツアーを中止せざるを得ないほど追い込まれてしまった。
死んでしまいたくなる衝動の中で、生まれたのが「STAY DREAM」。母を自宅に引き取り自ら介護をしようと試みたが、お風呂で母の体を洗った時、涙が止まらなくなり、結局病院に頼ることに。
同時期に自らの子どもが誕生し、希望ある「生」と「死」にゆく母との狭間に揺れながら、母を歌った「MOTHER」を作った。スタジオで中居に語ったのは、母が自分のことを忘れてしまったときのこと。そして、母が最期まで言い続けた言葉について話す。
最後に、長渕はスタジオで特別な歌を熱唱する。
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