市原隼人が復興への思いを激白
「市原隼人×ティンバーランド “チャリティーコラボブーツ”」発表会が5月16日都内にて行われ、市原隼人が登場した。
今回のコラボは当初、砂漠緑化活動のプロジェクトとしてスタート。しかし、東日本大震災を受け復興支援へと内容を変更することとなった。また、売上金の20%を復興支援活動に使用することも併せて発表された。
コラボについて市原は「中学生のころからティンバーランドのブーツが大好きなので、自分でデザインできるというのがうれしかったです」と笑顔。また「とにかくメッセージを込めようと思った」とデザインに掛けた熱い思いを語った。ヒール部分には富士山の絵柄が施されており、これは市原が富士山に登頂したとき「登山家の方から『頑張ってね』とか声を掛けていただいて、その温かさや、実際に頂上に登った時の達成感を是非履いた方にも味わってもらいたい」との思いからだという。ほかにも、コイのプリントや「志」の文字など市原の思いを象徴するデザインが細部にわたり散りばめられている。
また今回の東日本大震災についての思いも語り明かした。震災直後は「これからどういうふうに仕事をしていけばいいのか分からなくなった」という。しかし、ファンからの言葉に「自分の仕事をおろそかにして支援のほうに行くのではなくて、自分の仕事にプライドを持ってやることが支援につながるんだ」と前向きになれたことを告白。そんな複雑な心境の中、ティンバーランドからコラボレーションの話をもらい「僕自身、何をすればよいのか分からないところがあって、ティンバーランドから手を差し伸べていただいて、すごくうれしかったです」と感謝の気持ちを表していた。
今後は、個人的に被災地を回りたいという市原。「エンターテイナーとして、前に進まなければいけない。僕は絶対アクション起こすので」と力強く復興への後押しを宣言した。
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