『異世界居酒屋「のぶ」』が大谷亮平&武田玲奈コンビでまさかのドラマ化! 「新たなグルメファンタジーを楽しんで」

2020/01/25 05:00 配信

ドラマ

監督&脚本・品川ヒロシコメント


監督・脚本を務める品川ヒロシは、「きっと大切な誰かと居酒屋に行って、美味しい料理を食べながら酒が飲みたくなるはず」とドラマをアピール


――原作小説の印象と、オファーを受けた際の気持ちを教えてください。

初めて原作を読んだ時の感想は、「居酒屋で飯が食いたくなる。しかも心が温かくなってじんわり泣ける」でした。この原作を僕が脚本・監督でというお話をいただいた時は正直ビックリしました。

まず、「このヨーロッパ的な世界観をどうやって実写化するんだ?」ということと、「今までアクションの多い作品を撮ってきた僕がほっこりとする作品を撮れるのか?」という2つのクエスチョンが頭を巡りました。

日本人が異世界の人間を演じるので安いコントになってしまわないように、とにかくセットと絵作りにこだわりました。そして料理を美味しそうに撮る。全キャストを魅力的に撮る。原作を最大限リスペクトしつつ、実写ならではの良さが出るようにこだわりました。

――大将役の大谷亮平さん、しのぶ役の武田玲奈さんについての印象は?

大谷亮平さんは、見た目は無骨な格好いい男でありながら中身は関西人なので、とても陽気で明るい人でした。寒くてハードスケジュールな中、文句も言わず、いつも明るく現場に立っていてくれた。まさに大将。

武田玲奈さんは、とにかくお芝居が器用で、台本に書いていない居酒屋内での動きを自分なりにずっとしていてくれた。居酒屋のシーンがリアルに撮れたのは武田さんの細かい動きのおかげ。まさにしのぶちゃん。

――視聴者の方へのメッセージ

原作がそうであったように、このドラマを見終わったら、きっと大切な誰かと居酒屋に行って、美味しい料理を食べながら酒が飲みたくなるはず。

原作者・蝉川夏哉コメント


原作者・蝉川夏哉は、セットの出来映えやキャスト陣の奮闘に感激の様子(C)蝉川夏哉・転/宝島社


――実写ドラマ化すると聞いた際のお気持ちはいかがでしたか。

「信じられない」というのが率直な感想でした。居酒屋を舞台にしているとはいえ、異世界のお話ですから、いろいろと実写には難しい面もあります。それをクリアしてもドラマにしたいとおっしゃっていただけることが、とてもうれしかったです。

――大将役の大谷亮平さん、しのぶ役の武田玲奈さん、品川ヒロシ監督についての印象を教えてください。

大谷亮平さんは本当にダンディで、以前別のドラマで拝見したときから「かっこいいなぁ」と思っていました。武田玲奈さんはとてもかわいらしく、撮影現場にお邪魔したときも「ほ、本当にしのぶがいる」と驚かされたくらいです。

品川ヒロシ監督はお笑いのイメージが強かったのですが、はじめてお目にかかった時からとても優しく、それでいて撮影の際には凜々しく、プロフェッショナルとしての気概を感じました。

――実際に撮影現場を訪れての感想は?

この作品を実写にする際に一番のネックになるのが異世界の文物だろうなと思っていたのですが、撮影のセットも小道具も大道具も本当に見事な出来映えで、早く皆さんにご覧いただきたいです。

そして、居酒屋「のぶ」! この内装が実にこだわっていて、とても細かいところまで入念に作られているのが実に素晴らしかったです。撮影現場は肌寒かったのですが、ちゃんと美味しいご飯も用意されていて、食へのこだわりを感じました。

――視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします!

おいしい肴とおいしいお酒の登場する、少し不思議なほっこりと温まる物語です。やさしい物語をぜひご賞味ください。