向井理主演のドラマ「10の秘密」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)の第3話が、1月28日(火)に放送される。放送を前に、向井が見どころについて語った。
本作は、向井が演じるシングルファーザー・圭太の愛する娘・瞳(山田杏奈)が何者かに誘拐されることに端を発し、圭太と関わるさまざまな登場人物たちの秘密が絡み合い、次々に事件が巻き起こるオリジナル脚本のサスペンス。
第2話で圭太(向井)は、誘拐された瞳を救い出すためには、自殺した帝東建設社員・矢吹(中林大樹)が残した帝東建設の不正の証拠データが必要であることを由貴子(仲間由紀恵)から知らされる。そして、瞳を救いたい一心で、矢吹の家に忍び込みデータを入手する。
第3話では、そのデータを持った由貴子が、誘拐された瞳を取り戻すため誘拐犯との危険な取引に向かう。
向井は、演じる圭太について、「基本的にみんなのことを信用している役柄ですが、だんだんと不信に陥っていく」と語る。そして、「1話からそうですが、撮影を進めていくと本当に誰も信用できない(笑)。関係性とか役柄は一緒でも、それぞれが抱える秘密が明かされていくことで、見え方が全然変わっていく展開のドラマはなかなかない」と本作についてもコメント。
さらに、圭太について向井は、「人を信じやすく、少し間の抜けたところがあるけど、憎めない」とも話す。
そのことが顕著に表れているシーンとして、向井は、圭太が第2話で矢吹の家に忍び込み、不正の証拠であるデータを抜き出すシーンを挙げた。通常のサスペンスドラマでは、焦って作業するシーンになるはずだが、圭太は一つ一つのデータを開いて確認。菜七子(仲里依紗)のメールで人が来たことを知り、初めて焦るという様子が描かれている。
そのシーンの撮影で向井は、「圭太自身は誰か人が来るなんて思ってもいないから、USBにファイルをコピーすることも、朝までに何とかすればいいかという気持ちを持って演じていて。無駄と感じるほど丁寧なところも圭太だろうって(笑)。良くも悪くもイライラさせる役柄ですね」と語った。
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