小澤征悦、塚地武雅を抱きしめるシーンも!「『惚れないでくださいよ』とくぎを刺されました」
小澤征悦が主演を務めるオトナの土ドラ「パパがも一度恋をした」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)が、2月1日(土)にスタートする。劇中、ダメパパ・吾郎を演じている小澤が、見どころなどを語ってくれた。
現場では率先してムード作り
――この作品についての感想を教えてください。
今までのオトナの土ドラにはないテイストで、原作や台本も拝見して、僕はとてもこの世界観が好きだと思いました。現場に入る前は期待と不安も入り混じりましたが、良い意味での高揚感みたいなものはあり、今、吾郎をやっていてとても楽しいです。
実際に動いてみると足りないところが見えてきて、それを現場でどんどん肉付けしていっています。本当に現場での想像力と爆発力というのが求められる作品だと感じていますし、そういう意味ではカロリーとしては結構高いかもしれないです(笑)。
原作も読ませていただきまして、先日現場に先生がいらっしゃったときに、どうしてこの作品が生まれたのかというお話をさせていただいたんです。すると先生がすごく恥ずかしそうに、「実は自分が妻のことを愛しすぎていて…」と。
大好きな妻がそのお父さん(義父)と入れ替わったら、自分はどういうリアクションを取るんだろうという想像がきっかけでこの作品が生まれたらしく、面白いなあと思いました。
――現場の雰囲気はいかがですか?
とても良いです。見てハッピーになる作品ですし、現場の雰囲気もチーム力が高まって団結力はあると思います。現場では自分にできることがあればという気持ちでいます。
――現場でも率先して共演者の皆さんに話をされたり、ムード作りをされていますね。
トモ役の福本莉子さんにも、「俺の言うことって9割以上冗談だから、真面目に聞かないでね」って公言しています。でも、俺の見た目は話さずにいると「ちょっと怖い」と思われてしまいがちなので、それぐらいでちょうどいいかもしれません(笑)。
俺も楽しいし、周りも楽しいと思っていただけたら、それは良いことなのではないかなと思っています。
――山下吾郎のイメージをどう捉えていますか?
基本的には、とても真面目な男だなぁと。ものすごく妻を愛していて、根がまじめだからこそ、愛する人を失って引きこもってしまう。引きこもっていた3年間にも自分にルーティンワークを課していますし、その真面目さがまた不器用さにもつながっているような気がします。