フジテレビアナウンサーが思いをこめた朗読で魅了する
朗読LegendⅢ「日本浪漫-あなたに残したいことばのアルバム-」制作発表が5月24日、都内にて行われ、笠井信輔、奥寺健らフジテレビアナウンサー21名が登場した。
「朗読レジェンド」は“演劇”と“朗読”をミックスした、朗読ライブのこと。フジテレビアナウンサーと、壤晴彦主催の演劇倶楽部「座」がコラボレーションして開催。’09年から開催され、ことしで3回目を迎える。
入社2年目の山崎夕貴は’10年の朗読レジェンドを見て先輩たちのアナウンサーとしての技量に圧倒されたという。「先輩たちのいつもとは違う一面。ニュースを読んでいるイメージが強かったものですから、アナウンサーとしてどんなに先輩方は幅が広いんだろうと感動しました!」と語り、「今回は、あの時感じた朗読の素晴らしさ、温かさを私自身が勉強しながら伝えていければと思っています」と意気込みを語った。
同じく2年目の細貝沙羅も今回「朗読レジェンド」初登場。初めて「朗読レジェンド」を見に行ったときのことを「魔法にかかったように朗読の世界に引き込まれていきました」と振り返った。さらに「会社に入社してから絶対に朗読をやりたいという目標がありまして、念願叶っての参加となります!」と声を弾ませていた。
今回の「朗読レジェンド」は東日本大震災を受けて、フジテレビアナウンサーが震災を通して感じたことを伝える場へと企画を練り直した。実際に被災地に取材に行った松尾翠は「被災地で、皆さんの笑顔がキラキラ輝いていることに感動して帰ってきました…。私たちの舞台でそれができるかは分からないですけど、少しでも皆さんの笑顔を増やしたい」と明かした。
また、制作発表では実際にフジテレビアナウンサーが朗読を披露する一幕も。地震発生から3週間、被災地を取材し「復興はしないんではないか」と言葉を失ったという笠井は、被災地の取材をすすめる中、出会った石川洋氏の詩を会場で披露。会場を訪れた人は笠井の朗読に聞き入っていた。
朗読LegendⅢ「日本浪漫-あなたに残したいことばのアルバム-」は7月2日(土)、3日(日)の2日間公演される。
公演日程:7月2日(土)~3日(日) 7月2日(土)13時~・17時~/3日(日)13時~
会場: COREDO室町 日本橋三井ホール
料金:全席指定・税込 前売5000円 当日5500円