喜美子とちや子の「“女性”は、余計や!」のシンクロせりふに「この物語のテーマ」と視聴者から共感の声多数
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2月13日に第112話を放送。息子の武志(伊藤健太郎)が一人暮らしを始め、喜美子(戸田恵梨香)はまた一人に。そこに見知らぬ女性・アンリ(烏丸せつこ)がやって来る。勝手に穴窯をのぞくアンリを不審に思い、身構える喜美子。
アンリは作品を30万で売って欲しいと願い出るが、売るつもりがない喜美子は100万でなければ売らないとふっかけた。
そんなある日、ちや子(水野美紀)が喜美子の家に一晩泊まる。市議会議員に立候補し、当せんしたという、ちや子の言葉から、政治の世界への女性の進出、活躍について垣間見られた。
その後、喜美子は、かつて女中の仕事の合間に内職もしていた大阪時代と、現在の焼きものの作品が5万円から売れる状況について語る。そんな喜美子に、ちや子が女中時代に「戻れる?」と聞くと、喜美子は「働きます、とやぁ~言いながらやったります」と明るく答える。するとちや子は、「喜美ちゃんは、変わってないよ。変わらへん。大丈夫。喜美ちゃんは、喜美ちゃんや」と励ますのだった。
翌朝、帰るちや子を見送る喜美子。「がんばりぃ、女性陶芸家さん!」と言うちや子に、喜美子は「ちや子さんもがんばってください。女性市会議員さん」と返す。そこで二人で「“女性”は、余計や!」と声をそろえた。
この「“女性”は余計」というやりとりは、女性視聴者から「ああほんとその通りですね」「この物語のテーマ」といった声が上がり、反響を呼んだ。