2020/02/21 03:21 配信
――「Gemini」の作詞は勇さんですね。
二葉勇:楽曲を頂いて、最初に聴いたときに思ったのは、音楽的に偏差値の高い曲だなって(笑)。聴きながら“宇宙”のイメージが見えてきたので、それをテーマに詞を書き始めました。今までで一番詞を付けるのが難しかったですね。
二葉要:僕も最初、「この曲は歌詞を付けるのが難しそうだな」と思ってたんです。だから、勇が書いた詞が上がってきたとき、「よく書き上げたな」と(笑)。しっかりと勇らしい世界観が描かれていて、「やるやん!」って思いました。
勇:上から目線か!(笑) でも、今回の作詞は本当に大変で。僕、詞を作る作業は早いほうだと思うんですけど、今回は1カ月近くかかりましたからね。もう書き直し、書き直しで…。
要:で、最終的に僕が監修して…。
勇:いいとこだけ持ってくなよ!(笑)
要:でも、サビの頭に「Gemini」という言葉を入れようと言ったのは、まごうことなく、僕です(笑)。
勇:まぁ確かに、一番印象的なワードを作り出したのは要ですね。
――レコーディングはいかがでしたか。
勇:僕は自分で詞を書いていたこともあって、ほぼイメージが固まっていたので、苦労はなかったです。どちらかというと要のほうが、僕の書いたイメージをつかみきれていない部分もあったんじゃないかな。「こんなふうに歌ってほしい」みたいなことは、けっこう言ったよね?
要:うん。あと、僕の中で印象的だったのは、サビで、二人で短いフレーズの掛け合いをするところ。あそこは最初、一人分のフレーズがもっと長かったんですよ。ただ、それだとちょっとピンと来なくて。いっそユニゾンで、という案も出たんですけど、みんなで話し合った結果、むしろ短いフレーズの掛け合いで展開するほうがこの曲にはハマる、ということで、今回の形になりました。
――MVも見応えのある一作になっています。
勇:打ち合わせの段階で、監督のUGICHINさんに、歌詞に込めた思いを伝えさせていただいたんですけど、そのイメージを積極的に取り入れてくださったのがうれしかったです。これまでのMVは、僕たちが双子だということを知ってもらうために、顔がはっきり映るものが多かったんですが、今回は空から見た街の映像を印象的に使ったり、楽曲の世界観を重視したMVになっていると思います。
要:カップリングの「モノクロのダンス」のMVはバンドと一緒に撮影したんですが、この曲は僕たち二人だけで。バンドがいると、やっぱり心強いというか、グルーブ感もあって、自分の体が勝手に突き動かされる感じがあるんですけど、二人きりだと、どう動こうかとか、どんな表情をしようかとか、意外と戸惑うことが多かったですね。
――「Gemini」のMVでは、二人で向き合ってダンスをするシーンもありますが…。
勇:めっちゃハズかったです(笑)。きついんですよ、要と長時間、目を合わせるの(笑)。
要:それはお互い様でしょ(笑)。一番苦労したのはあのシーンかも…。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)