足立佳奈が事務所の先輩ハマ・オカモトと対面を果たし歓喜「今日はいい日」

2020/02/21 18:00 配信

音楽

足立佳奈

足立佳奈が2月24日(月)放送の音楽番組「新世紀ミュージック」に登場。同番組は、OKAMOTO'Sのハマ・オカモトと女優の松岡茉優がMCを務め、ゲストの知られざる一面を掘り下げる、アーティストに寄り添った音楽番組。

2月24日の放送回では、これまでの活動を振り返ったり、「おすすめの味噌汁の具BEST3」の発表、「話がある」「Good day」の2曲のスタジオパフォーマンスなど、足立佳奈をたっぷり知ることのできる内容。

今回、トークの収録を終えた足立佳奈にインタビューを行い、収録の感想やスタジオで披露する2曲のこと、さらにその2曲も収録されている最新アルバム『I(アイ)』のことなどについて語ってもらった。

――トーク収録の感想は?

「セットがゴージャスですよね。MCのハマさんと松岡茉優さんにお会いしたのは初めてだったので最初は緊張しましたけど、プライベートな雰囲気というか、アットホームな空間を作っていただいたので居心地も良かったです。トークではジャンル問わず、いろんなお話ができました」

――足立さんの経歴からプライベートなことまで幅広かったですね。

「音楽とは関係ないランキングを発表させていただきましたし(笑)、昔の恋の話とか、もちろん楽曲についても触れていただいたのですごく濃い時間になりました」

――そしてパフォーマンスは「話がある」と「Good day」の2曲。「話がある」はどんな曲ですか?

「この曲は『今日、好きになりました。』という番組のテーマソングです。 "告白"というテーマをいただいて、そこから制作をスタートしました。告白と言えば、『好きです』でおしまいというイメージがあるんですけど、それだけだと楽曲としてさみしいので、ストーリー性のあるものにしようと思って、自分の思うラブソング、"切ないラブソングってこんな感じかな"というのを曲にしました。歌詞の最後が『やっぱ好きだな さよなら』なんですけど、好きなんだけど"さよなら"という言葉で"身を引く"というか、次に進もうとする切なさが出せたんじゃないかなって思っています」

――気持ちに踏ん切りをつけて前に進むという気持ちですね。

「はい。他にも、"数年後には多分、私たちは会うこともなくなって、当たり前に、当たり前の恋をしてるんだ"とか、空想の世界ではなくてリアルに、皆さんの身近にあるような言葉選びをしていて、そこは自分でも気に入っているところです。いろんな世代の方に聴いていただきたいですね」

――もう1曲の「Good day」は?

「こちらはテレビアニメ『七つの大罪 神々の逆鱗』のエンディングテーマです。私も『七つの大罪』の一視聴者だったので、お話をいただいた時はすごくうれしかったです。応援歌でもあり、ラブソングでもある楽曲になっています」

――「Good day」にかけて、最近"いい日だなぁ"と思ったことは?

「同じ事務所のハマさんに会えたことがすごくうれしいです。事務所のスタッフから『素敵な方だよ。佳奈ちゃんもお話しできる機会があるといいね』と言われていて、今回番組に出させていただいてお話できたので、今日が"いい日"です!」

――この2曲が収録されている2ndアルバム『I(アイ)』(2月12日発売)はどんな内容になりましたか?

「1stアルバム(2018年10月発売『Yeah!Yeah!』)の時は大学生だったんですけど、まだふわふわしている状態でした。上京したばかりで楽しみがたくさんあって、生活のリズムもまだつかめてなくて、今思い返せば、制作もギリギリ食らいついていくような気持ちだったと思います。今回は、去年の8月にデビュー2周年を迎えて、10月に二十歳になったということもあって、向き合い方が変わりました。二十歳になった時、いろんな大人の方から『責任を持たないといけない。言葉には重みがあるんだよ』と教えていただきました。重みがあるということは、やりがいがあるということでもあるのかなと思って、『こういう人と楽曲制作がしてみたい』とか『こんなジャンルの音楽をやってみたい』『もっと尖った歌詞を書いてみたい』とか、思ったことを具体的に伝えてアルバム制作に臨めました」

――前作からの1年ぐらいでいろんな変化があったんですね。

「まず、歌い方が変わりました。これまでは『ラブソングはかわいく歌えばいいのかな』なんて思ったりしていたんですけど、かわいいだけじゃなくて優しさもある大人っぽい表情、質感で歌ってみたいと思うようになったんです。あと、表現も変わりました。アルバムの中にも入っている『little flower』という曲では、『好き』という直接的なワードではなく、"little flower"というお花に見立てて、どんどん成長していく気持ちや成長していく恋を表現しています。それと、『20』『music』という曲もあったりして、二十歳の自分や音楽と向き合って作った、挑戦的な私らしいアルバムになったかなって」

――2ndアルバムを作り終えたことで、また次にやりたいことが見えてきたのでは?

「そうですね。アルバムを作るにあたって、ライブを意識しました。これまではしっとりとしたラブソングが多かったんですけど、アルバムのための新曲の中には初めてバンドメンバーと作ったものもあったりして、ライブに向けて私たちがいろいろイメージしてきた音楽がたくさん入っています。3月からツアーが始まりますが、そういう曲たちを筆頭に、楽しい空間にできたらいいなって。皆さんの日頃のモヤモヤや"最近なんかうまくいかないな"っていう悩みを全部ぶつけてもらえるような、吐き出せるような空間にできたらいいなと思っています」

――プライベート面も含めて、何かチャレンジしたいことは?

「スポーツですね。今年はオリンピックがありますから、何か関われたらいいなって。もし関われなかったとしても、応援するという側に立って新しく応援ソングを作ったりするのもいいのかもって思っています」

――では最後に読者に向けて番組の見どころとメッセージをお願いします。

「『新世紀ミュージック』に初めて出演させていただきました。とにかくいろんな私を見ていただけるんじゃないかなって思います。この番組を通して"足立佳奈"を知ってもらって、春のライブツアーに来ていただけたらと思います」

文=田中隆信 撮影=中川容邦

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