イベント終了後には土屋と吉田が壇上でインタビューに応じた。
まず、改めて「東京2020 オリンピック・パラリンピック」に向けての思いを聞かれ、土屋は「(アンバサダーに選ばれて)光栄なことだと思っています。頑張っている選手の皆さんや支えていらっしゃる方々のことを実感してきて、わくわくしますし、身が引き締まる思いでもあります」とコメント。
吉田は「このウエアは私の着ていた練習着も基になっていますので、霊長類最強女子のパワーが詰め込まれてると思います。選手の皆さんは精いっぱい悔いの残らないように頑張っていただきたいです」と語った。
また、応援する際のアドバイスを尋ねられ、土屋は「私もこれまでたくさん観戦してきて、相手の選手やチームのスポーツマンシップんも感動をもらってきたので、そういう気持ちは大切だなと思います」とアピール。
吉田は「私は今まで応援される側でしたけど、日の丸の数が多ければ多いほど力をもらえたので、そういう応援の気持ちが伝われば選手は頑張れると思います。日の丸でなくても皆さんがこのウエアを着て応援してくださったら、まぶしいくらいでしょうね。皆さん、自分も戦っているつもりで応援していただけたら」と、自らの体験から聞かせた。
そんなウエアについて、土屋は「目に入る色ってすごく大事だなと思っていて、私自身も演技をするときにもプライベートでも色を大切にしているので、このサンライズレッドという色にはパワーをもらえるし、何よりも着心地がいいというのが素敵だなと思います。プライベートでも着られますね」と語った。
最後に、注目している競技や選手を聞かれると、土屋は「私も陸上をしていたので、陸上競技には興味を持っていますけど、パラリンピックの重本沙絵さんという、私と同じ25歳の選手に注目したいです。一人の女性としても、尊敬しています」と名前を挙げた。
対して、吉田は「もちろんどの競技も注目してますけど、やっぱりレスリングは後輩たちが頑張っているので、応援したいなと思っています」とエールを送った。
取材・文=青木孝司