激動の運命に翻弄(ほんろう)されながらも、引かれ合う土方に思いをはせ、絵筆を走らせるお雪(柴咲)の凛とした美しい姿。新選組の局長として対立することになる近藤(鈴木)と芹沢(伊藤)が剣を握る様子、京都の治安維持のため、過激浪士の駆逐を命じる徳川慶喜(山田裕貴)に対し、会津藩主・松平容保(尾上右近)が目を伏せて聞き入れるシーンだ。
どの写真からも、それぞれの思いや交錯する思惑が漂う。
さらに、衣装デザインは「日本のいちばん長い日」「関ヶ原」「検察側の罪人」など、原田作品を多く手掛けている宮本まさ江氏が担当し、クールでスタイリッシュな黒の隊服で新選組のイメージを一新。
ヘアー&メークアップとして、「ハクソー・リッジ」「沈黙-サイレンス-」「SAYURI」など、ハリウッド活躍するメークアップアーティストのノリコ・ワタナベ氏が参加し、徹底的にリアリティーを追求した洋かつらを使用したという。
また、ロケ地は約60カ所に及び、西本願寺、二条城、仁和寺、姫路城などの世界遺産や国宝級建造物での撮影を実施。
岡田自身「そこに立つだけで、その場所が(芝居を)助けてくれる。エネルギーを感じる場所ばかりだった」と語るほど、豪華なロケーションとなっている。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)