レネー・ゼルウィガー、ゆりやんレトリィバァにオファー!「先生! 私にコメディーを教えてね」

映画「ジュディ 虹の彼方に」(3月6日[金]公開)のスペシャルイベントが2月24日にアメリカ・ロサンゼルスで開催され、主演のレネー・ゼルウィガーと、ゆりやんレトリィバァが登場。作品についてトークを繰り広げた。
伝説のミュージカル女優が挑んだロンドン公演の日々を描く
「ジュディ 虹の彼方に」はハリウッド黄金期を支え、波瀾万丈の人生と圧倒的なステージパフォーマンスで伝説のミュージカル女優と称されるジュディ・ガーランドが、再起を懸けて挑んだ1968年冬のイギリス・ロンドン公演の日々を鮮烈に描いた作品。
レネーは徹底した役作りにより、歌や訛り、声色からパフォーマンスまで、ジュディの全てをマスターした圧巻の表現力が絶賛され、第92回アカデミー賞で主演女優賞に輝いている。
そのアカデミー賞受賞を記念して行われた本イベント。レネー・ゼルウィガーと共に、彼女の大ファンだと公言し、米人気オーディション番組にも出演したゆりやんが登場した。
レネー・ゼルウィガーが役作りについて語る
イベントは、ジュディ・ガーランドの出世作「オズの魔法使」(1939年)の主人公・ドロシーを意識した水色のワンピースと赤いスニーカーで登場したゆりやんレトリィバァの、レネーへのお祝いの言葉からスタート。
本作でレネーが全曲歌唱する劇中歌の中でもメインの楽曲で、ジュディ・ガーランドが「オズの魔法使」のドロシー役以来、歌い続けた「Over the Rainbow」にちなみ、ゆりやんが虹色の和傘をサプライズでプレゼント。
受け取ったレネーは、傘を回したり、ゆりやんと相合傘をしたりと、日本との美しいコラボに興奮しきり。
続いて、イベントはトークセッションへ。本作を見たゆりやんは「本当に感動しました。ステージパフォーマンスはもちろん、ハリウッド黄金期を支えたジュディという1人の女性に、少し自分を重ねて、感情移入しながら見ました。見終わってからもずっと心に残っています」と、感動の余韻にまだ浸っている様子。
レネーは「私も演じていてすごく感動したのは、彼女は2歳のときからずっと演技の場で活躍していて、苦労もあったし、正にレガシーとしての人生を送っていたからなの」と、ジュディの偉業について語る。
そして、ゆりやんは実在した伝説のミュージカル女優・ジュディの役を演じるに当たり、どのような準備をしたのかを質問。
レネーは「ルパート・グールド監督が、ジュディの残したレガシーについて、毎日いろいろ発見してシェアしていたの。だから、私はもちろん、他の共演したキャストも、これまで知らなかったジュディについてのことを発見できたから、これまでの映画とは全く違う経験ができたのよ」と回答した。
以前からレネーはジュディの大ファンで、本作ではリハーサルのさらに1年前からトレーニングを積むほどの気合いの入りぶりだったが、演じるに当たって、ジュディについてより深く知ることができた理由を振り返った。
3月6日(金)全国ロードショー
<スタッフ>
原作:舞台「End Of The Rainbow」ピーター・キルター
監督:ルパート・グールド 脚本:トム・エッジ
配給:ギャガ
<キャスト>
レネー・ゼルウィガー、フィン・ウィットロック、
ルーファス・シーウェル、ジェシー・バックリー、
マイケル・ガンボンほか
【HP】gaga.ne.jp/judy/
■【公式】「ジュディ 虹の彼方に」3.6公開/本予告