人間椅子の初の海外ワンマンツアーが、2月19日にドイツ・ベルリン、20日にドイツ・ボーフム、21日にイギリス・ロンドンの3日間にわたり行われた。
メンバーもドイツ語や英語を交えてMCをして、会場をあおる場面も見られる中、和嶋慎治の落語パフォーマンスが披露される「品川心中」では、模造紙に書かれた和嶋お手製の英語訳テロップが公開された。
そして、人間椅子の海外認知度を広げた曲でもある「無情のスキャット」では、会場につめかけた現地のファン全員で「シャバダバディバア〜」と熱唱する場面も見られた。
多くのファンが初見にもかかわらず、YouTubeなどで事前に勉強をしてきたファンが見られ、どの曲も一緒に口ずさむ姿や、ヘッドバンキングやモッシュなど、さまざまな表現方法で楽しんでいた。
そのロンドン公演の模様が、人間椅子オフィシャルYouTubeチャンネルで公開されている。
人間椅子は、3月13日(金)~22日(日)に開催されるアメリカ・テキサス州オースティンでのフェス「SXSW2020」に出演、3月29日(日)より青森・弘前Mag-Netを皮切りに、限定4公演の国内ワンマンツアー「バンド生活三十年いまだ継続中~人間椅子お礼参りツアー」を予定している。
夢のような3公演でした。気合を入れて僕らも演りましたし、それ以上にお客さんの熱気がすごかったです。
異国の地で客席から大合唱が起こるなんて、感無量です。大きな一歩を踏み出せたツアーだったように思います。
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