“Team京極兄弟”として、鈴木伸之と兄弟を演じている、川村壱馬。前作「PRINCE OF LEGEND」では“憧れの人は兄”というほど兄の京極尊人(鈴木)を慕ってやまない京極竜を演じていたが、「貴族降臨―」では竜が兄から独り立ち!?なんて思える場面も。川村にシーズン2における竜の役作りや共演者とのエピソードなどをインタビュー!
――「PRINCE OF LEGEND」で演じた京極竜という同じ役を、別の時間軸で演じる面白さ、また大変さはありましたか?
「『PRINCE OF LEGEND』のドラマと映画を撮った後に、自分は『HiGH & LOW THE WORST』で新しい役(花岡楓士雄)に挑戦させていただき、そこからもう一度、京極竜に戻ってきました。演じたことのある同じ役に再び帰ってくるのは初めての経験だったので、竜のその後の姿を自分がどう演じるのか楽しみでした」
――シーズン2の竜をどのように役作りしていきましたか?
「パート2は『PRINCE OF LEGEND』のその後のエピソードを描いているので、あれから月日が経った未来の話になるというところを考えると、同じ役でも竜に少し成長している部分があってもいいのかなと思っていました。シーズン1で竜はヒロインにふられてしまうけれど、失恋したことでそこから何か大きいものを得て成長したところもあると思ったので、そういう部分でも竜の成長はすごく意識して演じていました」
――兄・尊人に対する竜の接し方もパート1とは変化していますね。
「竜が成長している部分と映画のストーリーの中で成長させていく部分のバランスを考えながら、竜らしさを残しながらも、どこを削ってどこを持ち続けるのかをしっかり意識して、竜に成り切らせてもらいました。シーズン2の竜は兄の尊人についていく感じではないというか。独り立ちじゃないですけど、兄から少し離れて大人になっている竜がいる。竜の成長という部分で、自分の解釈は間違ってはいなかったんだなという感覚がありました」
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